
米国法人をここに作るとかで行った。(結局法人はサンノゼに作ったものの三年で閉鎖したが、、、)
泊まりは日航ホテル。
普通はその時期は部屋は取れないんだけど、地元の日系顔役にお願いして無理にとってもらった。
渡米の面子は 専務のA氏と自分、O出さんの三人。
このO出さんってのは、完全ドメスティック仕様な50代のおじさん。
見た目は太目のトドみたいな人で、いつも疲れきった顔で、いかにも新橋辺りでイメクラに引っ張り込まれそうな気弱でしょぼーいおじ様。
あまり喋ってるのみた事ないし喋ると随分ズーズーした話し方をする。
ここでも何も話せず、出来ないので全てこちらが段取りしてあげていた。
(元々現社長(50代)の同郷で、若い頃から社長が何かと面倒を見ている人。もうすぐ会社を退社されるとの事で、今回は米国の仕事とは一切関係なく物見遊山で同行していた。 人は良いんだけどねー、、、、と言われるタイプの人です。)
二日目夜
今回の宿泊先を世話してくれた、日系顔役にお礼するべく、ホテル近くの顔役馴染みの いちりん(大店のクラブ 数年前に閉店)で飲んだ。
ここも日系のおば様が経営していた店で、まあ半分貸切みたいな感じで飲んでいた。(回りの客も 関係者で しかも日系人ばっか)
もう 夜も12時を越える頃だろうか?
顔役にお礼を という事で、即興で ショーをやった。
っつっても、「踊るポンポコリン」をカラオケで大声で歌いながら、一枚一枚服を脱いでいくというお下品なもので、「最後はお盆一枚で すっぽんポンッ」(ほんとに裸です。)というくだらない落ちがつく。
(これは我々 裸族の間では戦士の踊りと言われている。)
しかし、仮にも女の子の付くクラブでそんな事するバカもいないのか、閉店間際の店内は大盛り上がり、最後 専務のA氏も、マッパで頭に服をくくりつけ 店内を走り回るという馬鹿さ加減で、
「あんたら 最高だなっ!!」と顔役にも 堅く握手を求められた程の大成功だった。
(今書いてて 思った、これ 殆ど脚色なしの実話なんだが、、、 アタマ悪いのかな俺、、)
で、店内の興奮も落ち着き、時間も既に午前1時。もうお開きですなー。という事で引き上げようとしたが、あれっ?? O出さんがいない。
「さっきまで、酔いつぶれてここで倒れこむように寝てたよね。」
おかしいなー。店中のといれ、個室、全てを探す。が、
「いないっ?」
お店の人もこちらがバタついているので いろいろ店なか、店の外なんかを探してくれたがいない。
ホテルの部屋に電話するがモチロン出ない。 ちょっと青くなってきた。
「あの人は、英語全く喋れないし、地理感覚もないし、一人で帰れるはず無い。」
でも、いつまでもそうしてること出来ない。いちりんのママに見かけたらすぐ携帯に電話をくれるように頼んで、店を後にした。 サンフランシスコの夜は肌寒い。道もガラガラ。
どこいっちゃんたんだ O出さん。
△紡海