

http://www.isozaki-tokei.com/universal_geneve.htm
で昔 クォーツショックがスイスを直撃する前に、
音叉時計ショック(とは言わないけど)がさざ波程度に世界におきた。
音叉時計を作ったのは米国 ブローバ 時計名アキュトロン。
http://nakahiro.parfait.ne.jp/moji/space.html
電池で音叉が振動して時を刻むこの時計は、機械式より圧倒的に正確、
でもクオーツにはボロ負け。という状態で、
クォーツ前夜の一時期、世界の時計メーカが大挙して、ブローバと提携を結んでムーブを作ったか、購入したかしていた。
オメガの スピードマスターも 音叉時計タイプがあったし、日本でもシチズンが提携工場を作って大量生産をするぐらい、力が入っていたメーカも有った。。
が、ご存知セイコーの クォーツショックで 全て頓挫。
精度はクォーツより下、調整が難しい(音叉時計の肝インデックスホイールっちゅう部品) など等の理由より
瞬く間に世の中から消えた。
(今もどちらかと言うと イロモノ時計というカテゴリだろうか?)
それでも掛け時計なんかには、音叉時計が結構残っていた覚えがある。
(家に、古いジェコーかなんかの音叉時計があった。音叉のキーンて音がして、気になりだすと煩いんだよな。その前の時代には、電磁テンプ式の電池式時計とか結構あったなー。
で スイスのユニバーサルジュネーブも「ユニソニック」なんて言って、紳士用時計を作っていた。
http://www.isozaki-tokei.com/1939.jpg
昭和40年半ばで 35万って価格だが
この頃の 大卒初任給が 4万3千円と書いてあったので、大体物価が5倍程度かなー
すると、今の価格で¥150-60万って たっかい時計だったんだなー。
今から10年くらい前か ドイツのオークションでこの時計のデッドストック品を落札した。
(この手のイロモノ時計は結構安かったんだよなー 今は知らん)
暫くは元気よく動いていたが、数年前電池を交換しても 音はすれども針が動かずの状態になった。インデックスホイールという直径二ミリぐらいの極小の歯車(300歯以上ある)が壊れたらしい。
(音叉時計の説明はここが詳しい。)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/xeno/
音叉時計が動かなくなって、修理屋を探したが全てダメ。
「部品が無い」の一言でもう直せないと言われ続ける。
で、数年間そのままの状態になっていたが、ネットの普及でフロリダに専門リペアショップがある事がわかり無事修理に出すことが出来た。
http://www.accutronservice.com/index.html
(但し直るのに なんだかんだで半年掛かったがー、、、)
ユニバーサルの時計ムーブは 名前は UGシリーズ
これはアキュトロンのムーブ218シリーズ(音叉ムーブ第二期)と同じだという。
また、当時の水銀電池が環境面から生産中止となり、現在の同型の酸化銀電池では電圧の違いから(1.3v→1.5v)
「精度が出ない」とか、「そのうち壊れる」とネットではよく観てたので、修理に出している間、
フロリダのリペアショップに
「それはどうなんよ?」 という質問を投げるも、
「ダイ ジョブ」
の一言しか回答はなかった。
まあ修理完了して、無事Fedex便で時計が届いてから以降、一ヶ月で数秒程度しか時間が狂わず 非常に調子がいいからきっと
「ダイ ジョブ」
なんだろと思っている。
今も腕の中で、キーンと音を立てながら、針が流れるように進む(スイープ)この時計は
大事にしとこ。