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O氏の事を少し書いておく。
彼は 完全「体力馬鹿」の人間で、全てが がさつに出来ている。 

酒は一升は普通にいける(って自分の周りはそんなんばっか)。
以前-18℃の山小屋で、酔って裸で寝てた事があったが平気だった。
(みな酔ってたんで、朝起きた時 それを見たこっちがびびった。)

都内なら真冬でも 短パン、Tシャツ、サンダル履きで歩き回るような、
見ようによっては変態と言われても仕方ない奴だ。

O氏と山で一週間一緒になったことがあるが、
最後自分は血尿を出すほどの状態になったが、O氏は涼しい顔をしていた。

体毛が濃い事から 「獣」と別称で言われている。


『さて、本題』

チンピラ風にボコられて、よろよろと立ち上がったO氏、
「まいったなー。痛いねー。」
まあ所詮、酔っ払いの腰の入っていないパンチだからなーって (でもやだよなっ!)

一方のS君は、すすり泣いている。   、意外ーーー
「どうした、S君どっか痛いのか」
うーんどうしてO氏は優しいんだ。

S君は 丸くなって顔をドロの地面につけ すすり泣きながら切れ切れに言った。

「くぅーっっっ! あんな奴らに負けるなんてぇーーーー」

(何度も言うが一切ネタではないです。)

それからどうしたか、実はあまりよく覚えていない。とにかく言葉少なでマンションに帰り、着替え、シャワー そして なんとなく気まずい雰囲気で寝たような覚えがある。 
O氏は足を蹴られた時切ったようで「イテーな」なんて言ってたはずだ。ーーーーー

実は、私が体験したのはここまでなんたが、これにはオチがある。


翌朝、雑魚寝している O氏の事を 揺すっておこす奴がいる。
「ねえ O氏 O氏」
O氏は寝ぼけながらそっちを見ると、S君が気弱にO氏を揺すっている。
さすがに ちょっとイラッとしながら
「どしたのS君っ 何?」 とO氏が聞くと S君が、

「O氏、昨日なにかあったの?  からだじゅう痛いんだ。」


後日、その話をO氏から聞いた自分は、
なんで まだそんな奴の面倒見つづけるんだ? と素朴に聞いてみた。

「あいつといると、 面白れーかんなーっ 普通ねーだろそんな事っ!!」 ガハハハとO氏。

やはり彼も普通ではない。