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おそるおそる、お台場のゴミっぽい海に船を浮かべてみる。

おおっー ういたー

当たりまえのことなんだが、うれしい。

特に水も漏っていないようだ。いいねー。 でも不安が出てきた。

この船は平底 ようは石鹸箱みたいな造りだ、普通の船の断面はV字型で、波の影響を受けづらい。
でもこの船は、横波が来ると結構一発で沈みそう。

これじゃあ 第二海保は無理かなー。。。
まあ、でもちょっと沖にでてみっか。

友達がどっから拾ってきたのか(っていうか海に漂流してた)、ベット大ぐらいの不放廃棄の発砲スチロール(2m×1m×20cmぐらい)を引っ張ってきた。「これ引いていこうっ」 気分はトムソーヤだな。

適当な紐でボートの後ろにくくりつけるていると、 
またそいつがどっかから 壊れた竹ザオを拾ってきた。
「これを立てよう」 なんか気分出してきたね。

竹ざおを真ん中に刺して、いざ出航。と思ったら、
やおらそいつが黒いTシャツを脱いで、サオにくくりつけた。
「旗みたいだろっ」 ああ、もう何でもやっちゃって。

でいざ出航っ。 
定員はどうも三人程度らしいが 五人が乗り込んだ船は、ユラユラと岸を後にする。

「結構ゆれるな」
「おい 揺らすなよっ、水が入る!」
「だから片側に寄るなってっ!!」
「おまえ、沈んでも泳げるよな?」
「やめろよー、ここでしゃれになんねーからっ!!」
「ちゃんと 漕げよなー。」
「曲がってる。曲がってるっ!」
「おっ船! デケーっ!!」
「あんまり近づくなよ、アブねーから」

大変な騒ぎだったが、岸がちょっと遠くなった所まで来た。 

幸い波は穏やか、七月初旬の日差しもまあまあだ。

ここらで一休みしよう。 めいめいが上半身裸で、川の字で寝っころがる。
穏やかな海、ちょっと暑い日差し、気持ちよく涼しい潮風。
「気持ちいいなー」
「まわりに何にもないしなーー」

なんかみんな、寝っころがったまま うとうとし始めた。



け゛っまだ続くの