イメージ 1

ランチャベータモンテカルロ

今から四半世紀前に登場した二人乗りミッドシップ。ランチャベータというFFクーペシリーズ
http://tintontez.blog39.fc2.com/blog-category-24.html

とは姿が似ても似つかぬミッドシップの亜種。
http://www.ne.jp/asahi/montecarlo-x1/20/

シリーズとしては1と2があり、1があんまり売れないので、造りの質を下げ安作りして出してきたので2シリーズと言う事になる。


開発コードはx1 20でこれはFIATのX1 9の上級車という位置づけ、元々FIAT名で出るはずだったとの事だが、販売戦略上ランチャブランドで登場した。

ランチャはFIAT系の上級車種を担当しているメーカ、
趣味の良い車をラインナップするのが得意なよう。


でもまあ中身はFIAT。
この頃のランチャのエンジンは FIATエンジンのヘッドカバーに
「ランチャ」って入ってるだけっていう内容だった。

(このころのFIATグループのこのクラスのエンジンって四気筒のFIATツインカムしか覚えがない。
自分が知らないだけか)。

排気量は2000cc 発売した頃が排ガス規制だオイルショックだの時、
日本に入ってきた時は ようやく排ガスを通った、
もう「どうしようもなくパワーがない」エンジン。


その上 フライホイールの重量も重いし、圧縮も低いし、
同時期(でもないか)の FIATリトモ130TC とは比べ物にならない「ダルーイエンジン」だった。

(アクセルを踏むとモアーンと吹けあがり、フワーンとゆっくり回転が下がる、
挙句にトルクが薄くて遅い。) 

駆動系全てにこのフィーリングは生きていて、
ブレーキもボヨーンという感じ(どんな感じだ)
すぐフロントからロックする最低な車。

(でもこの頃のポルシェもフェラーリもそんなブレーキの利き方するので
この車だけが悪いわけじゃないよ)。

この車の良いところは、その乗り心地とコーナリングの良さ。
ミッドシップ特有鼻先の軽さでコーナーはヒラリヒラリと舞っていく(言いすぎだな)。

サスもまあイタ車に比べるとストロークがあって随分コーナーも粘る
(気のせいかも知れないー)。
 
デザインはピニンファリナ。
そのデザインをかっこいいという言う人もいれば、そうでもないと言う人もいる(と思う)。

いずれにせよ失敗作の車だったようで
結局生涯10k台にも生産が届かなかったようだ。 

ただし、
あの当時この車のキャビンをベースにしたレースカー 
ランチャベータモンテカルロ とか ランチャラリー
とかレースベース車としては活躍していた。

確かにキャビンの造りはかなり頑強で、ドアを開けたときのサイドシルが結構ぶっとい梁構造。
あまり補強しなくてもレースでいけたとの事で、
その点は レースのベース車の素養はあったよう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

で、なんでこの車にこだわるかと言うと、
まあ何の因果か所有しているからで、、、

もうナンバーも切っていますが(税金、保険馬鹿らしいですから)、たまに乗る。

なんとか自分の存命中(まだまだあるよ)にきっちり早くて楽しい車の仕立てたいと思っているが、
ただでさえ放っておくと土に還っていくイタ車のこと、
なかなかイタチゴッコの状態で苦労してる。

なにしろ全ての部品の精度が低いんでーー、
全部現物あわせで造っていく感じー。

まあ「手作りホビー感覚」と言う事で

「それが良いんだよなー」
と自分をなんとか説得している気がする。(泣き)