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WRCの過去ビデオを観ていた。

1975年間90年初頭までのダイジェスト版。あの頃の車はやはり一番好きだ。

FR RR ミッドシップ FF 4WDが入り混じって戦っている。
平均速度は今よりはそれは遅いと思う。でも車を操っている感じがダイレクトに伝わってくるのが好きだ。
画面でやはり釘付けになってしまうのは、ランチャストラトス、ランチャラリー、ランチャデルタといった 往年のWRC常勝ランチャ軍勢だろうか。

ランチャラリーはランチャモンテカルロのキャビン部のモノコックを残して前後を鋼管フレームで作り直して造った車だ。当時800万ぐらいで売っていた。

当然当時から今まで、指をくわえて見ているだけだが、時々他人の車に乗せてもらう事もある。
思ってた以上に乗用車的で、今となっては大して速くない(モッサリしている)という印象。
FIAT系FFにありがちなグニャグニャなシフト感覚はそのままで
(これ実は経年変化で新車はカッチリしたシフトフィールかと思ったら何台かみたけど同じ感じだったと思う)
ちょっとがっかりだった。

ストラトスは助手席に乗せてもらっただけだが、横幅が異常に広くてなんか大き目の箱に放りこまれた感じで落ち着きが悪かった。 

やはりこういう車は自分で運転しないと(アクセルを踏み込んでいくつもコーナーを越えてやらないと)その良さが判らないなーと思う。

助手席で車の品定めをしやすい女性は、なるほどいくら運転席側でこの車の良さを力説しても、「えっクーラーもないの??」という話で終わりがちになってしまうのも仕方ないなと感じた。

個人的には後 サンクターボが好きだ。
前に本気で買おうと思い。平行輸入の中古屋に「こで くだだいっ!!」と半分涙目で行った事もあるが、試乗するとツインプレートのクラッチでエンストばっかする(腕がへたれだから)。
また下回りからオイルが漏っていて、直しにいくらかかるか不安を覚えてやめた覚えがある。
あの時買っていたらどうなっていたかなーと今思う。
(まあ かなり悲惨な事になっていた気がする)

後日、この中古屋(正確には部品や)は有名な割りに、悪徳商法という事で最終的に潰れた(かんじ)。でも周りには結構引っかかって涙をのんだ奴もいたなー FLMC。