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先日直したハズの家の黒電話がまた鳴らなくなった。(という事は直ってない)
でまた再度分解。

着信しているときに、電話機本体を叩くと直る(ここがレトロ商品の肝ですね)事から、接触不良と勝手に判断した。(通話中雑音かが入ることからもそんなとこだろ)

分解して、コンタクトスプレーを各接点に吹いていく。
ついでに機械仕掛けのダイヤラー部分も分解してみた。仕組みは簡単で、ダイヤルを指で回して離すと バネの力ですぐ元に戻ろうとする。その時ガバナー(ようはオモリ)がダイヤルの回る速さの何倍速かで回って、すぐ戻るのを防いでゆっくり戻るようになっている。戻る間に、番号1番をまわしたなら一回、二番なら二回 信号のオンオフがある事で、電話番号を局側(PBX)が認識する仕組み。
(あのね とにかく文字より見るのが千倍早く理解できます。)

機械部にはチェーンルブを軽くつける。本当は一回ばらして古い油やカスを落として方が良いんだろうが、何よりも面倒なので これでいいんです。で組み立てて完成。

昔はこれの修理で商売が出来てたんだ。。いい時代だよなー。仕組みは今となっては非常にシンプルで、この4号型の電話が設置が始まったのは昭和25年からとのこと。

前にも書いたけど25年以上何もいじらずに生産を続けていたってのは本当にびっくりだ 確かにこの電話は一生もんと言っても良いほど作りは良い、メンテナンス性も良いとは思う。
でもこれじゃまずいんじゃないのという気持ちも起こるのは確か。いくらインフラだから、高信頼性だからっていってもなー。。。
古すぎないかな。

そうそう、この電話は電話局からの電気で動いているので停電でも当然使えるというのが売りです。(以前はね。今は知らない) で、その電気が確か-48Vだったと思う。
電気はとんと疎いので、-48Vのマイナスってなんだってのが良くわかりませんが、とにかくそんな電圧だった。

でなんで-48Vかっていうと 48の部分は良く知りません +24V/-24Vとか言うのもあるとか聞いたことある。
マイナスに関しては、局側がまだ 交換手がいた頃に(ほらよく古い映画であったでしょう、電話をかけると交換台の交換手がでで、相手先の電話を聞いてから、交換台のどっかの穴に コードの付いたプラグを挿すっての) 交換台の プラグを挿す部分で必ず金属の接触不良がおこるとの事。
この不良は金属同士が繋がるときに電子の移動が起きて、どっちか片方がさびるというもので、そのメンテが必要との事。
その際マイナス48Vにしておくと、交換台側でなくて、プラグ側が錆びるので、メンテが楽だからマイナス電源になった。と聞いたことがありました。 
これって本当なのかな。当時電話機メーカの老人から聞いた話なのだが、今の今まで忘れていたので、間違っていたらすみません。

で、うち電話なんですが、見事に復活チリリンチリリンと元気になっています。 
やっぱり古い機械は直しやすいねー。