こんばんは、『言葉』を紡ぐ専門家、
“言霊” ライターkooです。
このブログを読んでいただいているあなたは、『言葉』を
どのように扱っていますか？
『言葉』に “想い” を込めていますか？
『言葉』って、何でしょうか？
『言葉』とは、情報です。
『言葉』とは、記号でもあります。
『言葉』に “想い” がこもっていなければ、
それはただの記号でしかありません。
記号としての『言葉』は、その『言葉』は
読み手には響きません。
なぜなら、記号としての『言葉』には情報が
載っかっていないからです。
載っていたとしても、とても希薄な状態でしかありません。
薄っぺらい情報しか載ってないのですから、
当然読み手には響かない。
『言葉』に “想い” を込める、とは
多くの情報を載せるということです。
しかしながら、そこには大きな問題があります。
意識して載せることができない、という問題です。
あなたは、ブログや文章を書いているときに『言葉』を使います。
その『言葉』に “想い” を載せて書いているかもしれません。
しかしながら、意識したからといって、
そう簡単には “想い” を載せることができない、
ということなのです。
なぜなら、『言葉』に “想い” がこもるには、
あなた自身の人生における経験の “量” と “質” が
重要になるからです。
実体験を伴わない『言葉』には、リアリティが乏しくなり、
リアリティが乏しいがゆえに、その『言葉』に載っている
情報量が少なくなってしまうのです。
実体験を伴う『言葉』には、あらゆる情報がこもります。
様々な感情や想いなど
あらゆる情報が、『言葉』に載っかることになるのです。
そのようにして『言葉』に込められた情報は、目には見えなくても
読み手には伝わります。
人間には、そういった能力が備わっているのです。
あらゆる情報を読み取る力、汲み取る力が備わっているのです。
あなたは、そのことを意識したことがないかもしれません。
でも、色んな人の書いているブログや文章を読んだときに
感じると思うのです。
書いてある内容が面白い、とか
興味関心がある、とか
そういった観点からの話ではなく、
その人の書いている『言葉』に、惹きつけられるという体験です。
それは、その人の書いている『言葉』に多くの情報が
込められているからです。
その『言葉』に込められている情報を、
あなた自身は読み取っているわけです。
意識して読み取っているのではなく、
無意識に読み取っている。
分かりやすい例で言うと
誰か、ブログや文章を書いている人がいて、
その人の書いている『言葉』に何も響かない、薄っぺらいなぁ、
と感じているあなたがいるとしたら、
それは、記号としての『言葉』を使っているのです。
何かの有益な情報を発信しているとして、何も響かない、薄っぺらい
と感じるのであれば、その『言葉』はどこからか、
コピペしてきただけの『言葉』かもしれません。
コピペしてきた『言葉』というのは、実体験が伴わない分、
やはり情報量がないのです。
だから、情報量の薄っぺらさを、読者であるあなた自身が
感じてしまうのです。
コピペが悪いと言っているのではありません。
コピペしても著作権に引っかからないのであれば、
きちんと情報の出所を記載した上で、
その『言葉』をもとに、あなた自身の体験などを交えて話を
書いてみると、コピペした『言葉』に情報が付加されることになります。
つまり、付加価値を生み出すということになるのです。
どの『言葉』を使うにも、元はオリジナルであるということはあり得ません。
どこの、誰かが過去に使った言葉、生み出した言葉なのですから、
全くのオリジナルというものはないのです。
だから、あなた自身のオリジナリティを出すためには、
拾ってきた言葉に、あなた自身で情報を付け加える、
ということが重要なのです。
あなたの実体験や、あなた自身の視点。
そういったものを付け加えることによって、
情報量が増えるようになるのです。
その結果、差別化ができるようになるということです。
人の感情を動かす言葉や文章を書こうと思ったら、
そこには、情報量がいかに圧縮されているのか、
ということが重要になってくるでしょう。
薄っぺらい情報は、すでに誰でも知っているし、
知っているから興味関心を持ってもらえないのです。
あなたの書くブログや文章には、どれほどの情報量が詰まっていますか？
文章量の話ではないですよ。
言葉の数ではないのです。
あなた自身が使う『言葉』の一つ一つに込められた “想い” 。
そういったものが、多ければ多いほど
情報量が圧縮された状態で、ブログや文章になっているのです。
読み手は、あなたの情報が圧縮された『言葉』を読んだときに、
その圧縮された情報量を読み取ることになるのです。
それは、まるで圧縮されたZIPファイルを解凍するプロセスと似ています。
あなた自身のこれまでの人生経験や、“想い” というものが
情報として圧縮されたカタチで、『言葉』に載っかるのです。
あなたの書いている『言葉』には、どれだけの
情報量が載っかっていますか？
そういった視点を持って、
文章を読んだり、書いたりしてみて下さい。
続けていくと、読み取る能力も、書く能力も
上がってくると思います。
ということで、今回のブログは以上になります。
ありがとうございました。