人生を変えたい。

人生を良くしたい。

そんな言葉をよく耳&目にします。

しかし、人生を変えるとは、どういうことなのでしょう?

人生を良くするとは、どういうことなのでしょう?

その答えを得られていないまま、多くの人が、昨日と変わらない今日を過ごしています。

ずばり、言いましょう。

脳の使い方を変える!

これこそが、「人生を変える」ことの正体です。

脳のメカニズムを知り、「現代の記憶(!)」の特性を知り、適切なアプローチをかけることで、人は誰でも「脳力」を高めることができるのです。

おすすめの教科書があります。

作家で精神科医の樺沢紫苑先生の最新刊『記憶脳』(サンマーク出版)です。

 

 


樺沢先生は、毎日、YouTubeで世の中の人たちのあらゆる悩み相談に乗り続けている「知の巨人」です。

「知の巨人」は「記憶の巨人」と言い換えてもいいでしょう。

自分の内と外にある膨大なデータベースを駆使しながら、そのつど最適な回答をくり出していく――

もはや、それは、比類なき名人芸!

本書では、その名人芸のタネ明かしがされています。

ベースにあるのは、樺沢先生自身の経験と学術的なエビデンス。

具体的なTODOを示してくれているので、どんな人でも、読んだその日から「脳力」を高めていくことができます。

「記憶が良くなったところで、人生なんて変わらないのでは?」

と思っている方は、記憶を単に「覚えること」としか捉えていない方です。

これは大きな、誤解・勘違いです。

本書の「はじめに」にこんなことが書かれています。

↓ ↓ ↓

一昔前の記憶力の定義は、「どれだけたくさんのことを 覚えられるか」でしたが、これが大きく変わりました。

AI時代の記憶力の定義は、検索能力も含めて「保存された情報を上手に使う能力」です。

「情報」の保存場所は、自分の脳内、パソコン/スマホ、インターネット上、AIのデータベース、何を使ってもいいのです。「定義の変更」というよりは、「ルールの変更です。

ネット上の情報を自分の脳内の情報のように活用できるとするならば、私たちの「記憶力」は、事実上、無限になります。

この劇的な時代の変化を理解した上で、あなたは「AI時代に記憶力なんか必要ない」と言えるでしょうか?


<引用ここまで>

令和時代の記憶力とは単に「覚えること」だけを意味しません。

IT&AIテクノロジーを賢く使いこなす力、これこそが、記憶力の本丸なのです。

ChatGPTについて、たまにこんなことを言う人がいます。

「意外と使えないよね」

この言葉を翻訳するなら「わたしにはChatGPTを使いこなす力(=脳力)がありません」

最新テクノロジーを使いこなすうえで重要なのは、それらに入力する言葉や文脈、意図、前提、条件など――つまりは「使える記憶」です。

本書で紹介されている記憶術を活用すれば、本格的なAI時代を生き抜くための「使える記憶」を手にすることができるのです。

もちろん、樺沢先生ですので、最重要キーワードはアウトプット!!!

「使える記憶」のみならず、学習効果や試験&テストでの得点獲得効果、さらには、認知症予防効果まで、あらゆるメリットが得られる万能が“すぎる”1冊です。

本書で言う“記憶脳”を作り上げれば、どんな時代が来ても恐るに足りません。鬼に金棒!!!

​人生を変えるなら今が勝負。

『記憶脳』を読むことからスタートしましょう。