6W3Hをご存知の方は多いでしょう。情報を分類したり、まとめたりする際に、情報の抜け落ちを防ぐツールです。

 

このツールは、ビジネス文章からSNSでの投稿まで、あらゆる文章作成に重宝します。

 

以下が6W3Hです。

 

■Who

(誰が/どんな人が)

 

■Whom

(誰に/どんな人に)

 

■What

(何を/どんなことを/どんなものを)

 

■When

(いつ/どんなときに)

 

■Where

(どこで/どこに/どこへ/どこから)

 

■Why

(どうして/なんのために) 

 

■How

(どんなふうに/どうやって)

 

■How many

(どのくらい)

 

■How much

(いくら)

 

6W3Hの抜け落ちた文章とは、以下のようなものです。

 

【例文】

メールしておいてください。

 

↑言葉足らずで意味不明です。

 

 

Who(誰が)とWhom(誰に)を盛り込みます。

 

【修正文1】

伊藤さん、中村課長にメールしておいてください。

 

 

What(何を)を盛り込みます。

 

【修正文2】

伊藤さん、中村課長に企画書をメールしておいてください。

 

 

When(いつ)とWhy(どうして)を盛り込みます。

 

【修正文3】

伊藤さん、企画内容をチェックしてもらいたいので、今日中に、中村課長に企画書をメールしておいてください。

 

 

How(どんなふうに)を盛り込みます。

 

【修正文3】

伊藤さん、企画内容をチェックしてもらいたいので、今日中に、中村課長に企画書をメールしておいてください。その際、企画書はPDFに変換してください。

 

 

ほかにも必要であれば、Where(どこで)、How many(どのくらい)、How much(いくら)などの要素も盛り込みます。

 

相手からよく「○○って何のこと?」「これどういう意味?」と聞き返されることが多い人は、必要な6W3Hが盛り込まれていないのかもしれません。

 

頻繁に情報の抜け落ちたメールを書いていると、相手の理解が損なわれるだけでなく、書き手自身の信用低下にもつながりかねません。

 

「情報の漏れはないかな?」と疑いながら、メール送信前に6W3Hをよくチェックしましょう。

 

 

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