「読書感想文」といえば、子供たちにとって、「やりたくない勉強」のベスト3に入るのではないでしょうか。
 
なかでも、子供たちが抱えている悩みが「指定された枚数(文量)を書けない」というもの。
 
「そんなに書くことないよ~(涙)」と悪戦苦闘しているのです。
 
そんな子供たちに、ひとついい方法をお伝えします。
 
それは「もしも」を使うことです。
 
「もしも」は「書けない」を「書ける」に変える魔法のキーワードです。
 
そう、「もしも」を使うと、おのずと書くことが生まれてくるのです。
 
■もしも自分が主人公だったらどうする?
 
■もしも主人公が自分の親友だったらどうする?
 
■もしも主人公が今の日本に生まれていたらどうなっていた?
 
■もしも主人公に◯◯があったらどうなっていた?
(◯◯には自由に言葉を入れます。たとえば「たくさんのお金」とか)
 
■もしも主人公があのとき別の道を選んでいたら、どうなっていたと思う?
 
■もしも主人公があのとき◯◯をしなかったら、どうなっていたと思う?
 
「もしも」で問いを提起したら、その問いに答える形で文章を書いていけばいいのです。
 
「もしも」を使うことで、仮想の世界を作り出すことができます。
 
その仮想の世界に色をつけるのは、ほかでもない子供たち自身です。
 
この色塗りに、正解はありません。
 
子供たちが思うがままに色をつければいいのです。
 
本の感想をまじめに書くだけでなく、ここぞというポイントで「もしも」を使って独創的な切り口を作り出すことができれば、よりおもしろい感想文になるでしょう。
 
もちろん「もしも」が使えるのは、読書感想文に限ったことではありません。
 
たとえば、「毎日ブログを書いているけど、ネタが浮かばなくて困っています……」という大人たちにも有効です。

「もしも」を使って、大胆な仮想世界を作り出してみましょう。
 
そして、色塗りを楽しむのです。

読者にとって、刺激的で興味深い記事になるはずです。



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