中学2年生の娘が、今年はサンタさんにプレゼントをお願いしなかった。

「サンタさんにお願いしないの?」と何度か聞いたものの、「うーん、そうだねー」と笑うだけ。

多感な中学生だからなあ……。照れもあるのかな?とわたしも流していました。

今、12月25日の午前2時40分。

今になって、「あっ!」と、あることを思い出したのです。

それは、昨年のクリスマスのこと。

いつものように、娘の枕元にサンタさんが来ました。

プレゼントのお願いをしていた娘は、枕元にサンタさん宛の手紙を置いていました。

サンタさんへのお礼の手紙。

うろ覚えですが、そこには英語で次のようなことが書かれていました。

「サンタさん、毎年、プレゼントをありがとう。ももか(←娘の名前)は、いつもとても嬉しいです! ただ、ももかはもう大きくなったので、プレゼントは今年まででOKです! これまで本当にありがとう!」

ああ、そうか。娘はきっと自分が書いた手紙のことを覚えているんだなあ。サンタさんに「今年まででOKです!」と書いたことを。

娘がサンタさんを信じているかどうかは知りません。聞いたこともありません。

でも、昨年、そのサンタさん宛ての手紙を読んだときに「パパ、ママ、これまで本当にありがとう!」と娘がお礼を伝えてきた気がして、妻とふたりで思わず泣いてしまいました。

そして、今、この投稿を書きながら、オイラはまた半泣き……。

おそらく娘とサンタクロースの関係は、そろそろ終わりに近づいているのでしょう。

娘には申し訳ないが、今年は勘違いしたサンタさんが、娘の枕元にやってきます(笑)

でも、優しい娘のことだから、サンタクロースのうっかりミスをきっと許してくれるでしょう。

聖なる夜と、清らかな娘の心に感謝。メリー・クリスマス!

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