営業マンにホントに必要な「数字」の話をします。

発売されたばかりの『営業マンにホントに必要な「数字」の話をします。』(深沢真太郎著)を読了しました。

営業マンにホントに数字なんて必要なの?

数字なんかより、コミュニケーション能力や細やかな気遣い、相手に与える安心感のほうが大事なのでは?

半信半疑な気持ちのままページを開くも……冒頭から最後まで「へぇ~」の連続でした!(ちなみに、この「へぇ」は本書のキーワードのひとつ)

正直、わたしは、数字があまり得意ではありません。

それは、数字に対して、どこか冷たいイメージを抱いていたからでもあります。

数字って、カタイ、キツイ、厳しい、機械的、冷たい……。

でも、本書を読んで、考え方がガラリと変わりました。

数字って、あったかいじゃん!!! って。

数字って、信頼感であり、安心感であり、根拠であり、説得力であり、優しさなんだな、って。

もっと言えば、数字って、愛なんだなって。

数字くん、今まで疑ってごめんヨ!(陳謝)

営業される側は、多かれ少なかれ不安や抵抗感、疑心暗鬼を抱えているものでしょう。

そんな相手の心を開き、自分のことを信じてもらうには、愛(=数字)を差し出すのがいちばん。

数字のパワーを知っている人と知らない人では、あるいは、数字を使えている人と使えていない人では、得られる仕事の成果は“雲泥”でしょう。

これまで、いろいろと営業術系の本を読んでも一向に成果があがらなかった営業マン諸氏は、ぜひ本書から数字のあたたかさを学んでください。

そして、実践で活用してみてください。

営業成績が見違えるほど変化するはずです。

もちろん、本書では、数字をどう活用すればいいか、具体的な数字活用術も紹介されています(シチュエーション別で分かりやすい!)。

それらすべてが、自分の仕事に置き換えられるはずです。

わたしも今日から、自分を売り込む必要があるときには、数字をがっつり活用していきますっっっ!

そうそう、この本に書かれている数字活用術は、文章を書くときにも役立ちます。ぜひ応用してみてください。

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