「結果+理由(原因)」の文章には、
「~したのは、~(だ)から」
という呼応表現があります。

【例文A】
試験に合格したのは、勉強を頑張ったのだ。
【例文Aの修正】
試験に合格したのは、勉強を頑張ったからだ。

【例文B】 
レースを棄権したのは、ひざ痛が悪化したのです。
【例文Bの修正】 
レースを棄権したのは、ひざ痛が悪化したからです。

【例文C】 
上司に口答えをしたのは、納得できなかったのだ。
【例文Cの修正】 
上司に口答えをしたのは、納得できなかったからだ。

構成はそれぞれ以下の通りです。

「結果(合格した)+理由(勉強を頑張った)」
「結果(棄権した)+理由(ひざ痛が悪化した)」
「結果(口答えした)+理由(納得できなかった)」

なお、この呼応表現は、「なぜなら、~(だ)から」でも言い換えられます。

◎試験に合格した。なぜなら、勉強を頑張ったからだ。

◎レースを棄権しました。なぜなら、ひざ痛が悪化したからです。

◎上司に口答えをした。なぜなら、納得できなかったからだ。

結果を示してから、
理由を説明する呼応表現には、
以下のふたつがあると覚えておきましょう。

「~したのは、~(だ)から」
「なぜなら、~(だ)から」