ライターと名乗っている方のなかで、「書く」こと以外に「編集」の仕事もしている人は少なくありません。

名刺には「ライター&エディター」と書かれていることが多いです。

編集作業をフリーランスにやらせるかどうかは、媒体によりけりです。

傾向としては、出版社の規模が大きければ大きいほど、また部数が安定した雑誌であればあるほど、編集部内で編集を完結させる率が高い気がします(つまり、フリーランスへの編集発注率は低い)。

単純に編集部員の数とも無関係ではないでしょう。

小規模な出版社や編集プロダクションのほうが人手不足なことが多いため、フリーランスへの編集発注率が高くなるのです。

ライター業に専念するか、あるいは、編集の仕事もするか。

その選択は人それぞれです(好き嫌い、合う合わない、将来の目標……等々によって)

ただし、編集の仕事を請け負うには、出版社や編集プロダクションでの実務経験が必要でしょう(最低でも1~2年)。

そういう意味では、エディターのほうが、ライターよりもやや専門性が高いといえます。

逆を言えば、もし編集の実務経験があるようなら、フリーへの編集発注を許可している出版社や編集プロダクションへの売り込みはしやすくなります。

なぜなら、似たような条件で「原稿を書きます」という人と、「原稿も書きますし、編集もします」という人がいたとしたら、編集部として魅力を感じるのは後者だからです。

通常、取材現場には編集者とライターが一緒に行きますが、ライターが編集もできるということであれば、編集部はライターを単独で取材現場に送り込むこともできます。

言い方はよくありませんが、編集の外注を許可している編集部にとって、フリーの「ライター兼エディター」は、とても使い勝手がいいのです。

ちなみに私も編集者出身なので、以前はよく編集の仕事も請け負っていましたが、今は書くことに専念したいため、編集の仕事はほとんど断っています。


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