■「悲しみ」が教えてくれたこと

悲しいことは
つらいことだけど

その悲しみの
モトになっているものを
見つめてみたら

きっと
大切なものが
見えてくる。

自分をどんどん許せる生き方レッスン
心理カウンセラー、公認心理師の
古庄由佳です。

前回の記事、
アメトピでもご紹介くださったようで
たくさんの方が
読みにきてくださったみたいです。

やさしいお気持ちを
寄せてくださり
ありがとうございます。

前回の記事を
読んでくれた友人と
やりとりをしていた時に

「ずっと悲しいんだろうな」
と私が言ったら

「ずっと悲しいってことは
ずっと大好きって
ことなのだと思う」

と友人が返してくれました。

確かに。。。。
その通りですねえ。

「悲しい」という感情は
大切なものを失ったと感じた時に
湧いてくる感情です。

悲しみが
大きくて深いということは
それだけ
自分にとって
大切な存在だったということ。

大切で
大好きな
存在だということ。

悲しみを味わうって
大好きを感じるって
ことなんだなあ

そんなふうに
思いながら

じんわりと
味わっていたら

母との
いろんなことを
思い出しました。

母の
かわいらしいところ。
明るくてパワフルなところ。
いつも人のために
一生懸命だったところ。
時々まわりを
びっくりさせる大胆さ。

そして
一緒に話したこと。
一緒に笑ったこと。
一緒に泣いたこと。

幸せな思い出が
いっぱいありました。

悲しみを深くさせているのは
この幸せな思い出たちなのだなあと
思ったら、

悲しみさえ
愛おしい。

たくさんの幸せをくれた母に
「ありがとう」
という気持ちで
いっぱいになりました。

悲しみが
教えてくれたこと。

それは
私の中には
幸せな思い出が
たくさんあること。

悲しさの分だけ
幸せがあった。
ということ。

「大切で

大好き」
この気持ちを
感じられる人が
いるということ。

そう思ってみたら
悲しみって
そんなに嫌がらなくても
いいのかも。
と思えてきますね。

もちろん
大切なものを失う体験は
つらいけどね。

そんなわけで
心を「ありがとう」で
いっぱいにしながら

少しずつ
日常生活が
戻ってきております。

こんなふうに
文章が書けることが
うれしいですし、

今週末の
「月１対面カウンセリングday」から