■ダンボール事件

これか！！

これが
「心の地雷」って、
やつか！！

こんなに
ドッカンドッカン
するんだな！！

そんなふうに
改めて実感した事件で

ございました。。。。

自分をどんどん許せる生き方レッスン
心理カウンセラー、公認心理師の
古庄由佳です。

はやいもんで
9月ももう半ばですね。

ここ最近の私は
ふと思い立って
砂糖断ち（シュガーフリー）に
チャレンジしております。

白砂糖や甘味料系のものを
一切取らない食生活に
しようとすると

外食や加工品って
ほぼ食べられないんですよねえ。

「これなら入ってないよね？」と
思っていた健康食品系にも
しっかりと入ってる。

甘いものって
ありとあらゆるところに
入り込んでいるんだなあと
愕然としておるところです。。。

今日でちょうど１週間。

もう少し続けてみて
変化が見られたら
ご報告しますね。

＊＊＊＊＊＊

さて。

今回のタイトル
「ダンボール事件」に
ついてです。

今回もまた
だいぶお恥ずかしい
私のやらかしエピソードなのですが、

これぞ「心の地雷」！！

って感じたので
誰かのお役に立てるかも？？
と思い、
書いてみますね。

あれは
今年の6月のこと。

糸島から東京への
引っ越しを終えまして

ほとんどの荷物をほどいた後に
山となるのは、
お役目を終えた
大量のダンボールたち。

そのいらなくなった
ダンボールを
ヒモでまとめて
資源ごみに出しましょう
という作業をしていた時のことで
ございます。

最初は
重ねたダンボールを
私がヒモでまとめて
夫が運ぶ

みたいな感じで
連携しようとしていたんだけど

このヒモでしばる作業、
どうも私がやると
うまくいかなくて

（ゆるゆるになっちゃう）

しっかり結んだはずなのに
ダンボールの束を持ち上げると
ヒモがハラハラハラと
落ちていってしまう。

「なんでやねーーーーん！！」
ってやり直しても
やっぱり
持ち上げると
ハラハラハラ、、、、

いや。こうやって
書いていると
ぷぷっと思い出し笑いしちゃうような
不器用すぎる
おもしろ案件なんだけど

やっている最中の私は
ゴミ出しの時間も迫っているし
なんだか焦ってたんですよね。

さあ、ここで
事件が起きました。

そんな私の様子を見て
夫が

「もうやらなくていいよ。
オレやるから」

って、言ったんです。

そしたら私、

その言葉に
カッチーーーーーン！！

「なによっ！！
私だって一生懸命やってるのに！！
もういいもん！！
ふんっっっ」

みたいなことに
なったんです。

え？？
えええ？？？

たぶん
これ読んで

「え？
今の流れのどこに
怒るところあった？？」

みたいに感じる人も
いると思うんですけど、

あの時の私は

まあ驚くほどに
心がドッカンドッカン
暴れましてね。

「どうせ私のことが
邪魔だって言うんだろーーーー！！！！」

って
噴火したんですよねえ。

（恥ずかしや、、、、、、）

はい。
そうなんです。

私の心に埋まっている
地雷は、
この「邪魔」
という言葉。

この言葉が
自分に向けられたと
感じた瞬間に
どっかーーーーーーん！！
となっちゃうみたいなんです。

でも。
あれ？

お気づきでしょうか？？

「邪魔」なんて言葉は
ひとっことも
言ーわーれーてーなーーーいっっ！！

言われてないんだけど。
言われてないんだけど。

雰囲気とか言い方とか
そういうものから

「わわわわ。
この人は私のことを
きっと
使えない邪魔なヤツだと
責めているに
違いないっっ」

と
私の心のセンサーが
「地雷に触れたぞーーー！！」
と反応したのです。

ここで大事なのは
相手が本当にそういうつもりで
言ったのか？
という事実確認は
ぶっ飛ばして

「そうに違いないっっ」
と
私の心が
反応しているところ。

この反応にまかせて
突き進んでいくと

本当は言われてないことを
「（実際に）言われた！！」と
事実と解釈が

ごっちゃになったまま
記憶していくようになって

なんだか
人間関係が

ややこしいことに
なっていくのです。。。

んじゃあ

他の人なら

キャッチしなかったかも
しれないものを

どうして私の心のセンサーは
こんなにもサイレンならして

キャッチしたのか？

というと、

それは、、、

私は
幼い頃に
親によく

「どんくさい」
「はやくして」
「そんなこともできないの」

と言われていたので

私の心の中には

「私って邪魔な人間なんだ。
邪魔だと嫌われちゃうんだ。
なんとしてでも
邪魔にならないようにしなくちゃ」

っていう
呪いみたいなのが
どうやら
強く濃く刻まれているらしい。

で。

私が一番
邪魔になる自分を責めているから

そうは言われてなくても

目の前の人の言葉や態度が
「私を邪魔だと責めている」
証拠のように
見えてしまう。

ということが
起こっているのです。

だけどね
この一件、

もし私のこのセンサーが
過剰反応しなかったとしたら？？？

たぶん

ダンボールを
資源ごみに出す作業は
夫が一人で
さささっと片付けてくれ、

私は
ただ「ありがとうー」と
言うだけで
終わったことでしょう。

うん。
本当は
問題なんて
どこにもなかった。。。

「私は
邪魔な存在なんかじゃないし
たとえ邪魔になったって
排除されるようなことはないんだから
なにも怖がらなくてもいいんだよ」

そんなことを
思い出していくだけで

心の地雷は
静かに撤去されていくのです。