「人が怖い」
「楽しむ人生を創造する」お手伝い。
心理カウンセラーの
うさこ、こと、古庄由佳です。
確か20代の後半くらいかな。
もうなんか
怖くて
怖くて
外に出られなくなったことが
ありました。
その時はじめて
「私は、人が怖いんだ」
と気づきました。
最初に会社に行けなくなって
次に近所の商店街に行けなくなって
最寄りのコンビニに
食べ物を買いにいく以外は
一人暮らしのマンションの
外に出られなくなりました。
カーテンをあけるのもいやで
「どうして自分はこんなに情けないんだ」
と昼間なのに真っ暗な部屋の中で
泣いて過ごしました。
よくよく考えたら
あのとき
私にまわりに
本当に怖い人なんていませんでした。
私を傷つける人なんて
いませんでした。
それなのに
怖くて怖くて
しかたなかった。
あの時の自分を
思い出しながら
あの時の私みたいな人に
届いたらいいなと思って書いています。
人が怖いとき、
まわりが怖いとき、
怖がっている自分を
責めなくていいんだよね。
真っ暗な部屋の中で
泣いていることしかできない自分を
責めたりしなくていいんだよね。
一人前になれ、
なんてことも
自分に言わなくていい。
ちゃんとしろ、
なんてことも
自分に言わないであげてほしい。
なぜなら、
それが怖さの原因だから。
あ。いや。
あなたのまわりに
あなたを攻撃して傷つけてくる人がいる、
そういう怖さの時は
全力で逃げてください。
自分を守ってください。
だけど
そうじゃなくて
わざわざ攻撃してくる人なんて
いないはずなのに
そんなの頭でわかってるのに
怖くて怖くてたまんない。
そういうときは、
自分のルールをゆるめるときです。
自分を許すときです。
人と一緒にいるときに
無意識に
自分に課しているルールに
ひとつひとつ気づいて
緩めていくときです。
そのルールというのは
たとえば、、、
人前で
失敗してはいけない。
人前で
恥ずかしい自分をさらしてはいけない。
相手の
望まないことをしてはいけない。
言ってはいけない。
人を不快にしてはいけない。
間の悪いタイミングで
話しかけてはいけない。
迷惑をかけてはいけない。
そんなルールです。
これってけっこう無理難題です。
いつもいつも
自分にこんなことを課していたら
そりゃあ、
人といるときに
いつもいつも緊張しすぎていて
息もできません。
あなたの体が
外に出ることを嫌がるなら、
人といることを嫌がるなら、
無理難題に耐えられなくなった
あなたが
「もう無理だよ！！！」
ってストライキを起こしているんです。
怖さの原因は
他人じゃなくて
自分の中にある。
自分に厳しすぎる
自分のことが
怖いのです。
自分に課している
ルールを緩めて
油断している自分を
人前にさらすことを
許していくこと。
そんな
考えるだけでも
おそろしいことを
自分にやらせてあげるのです。
人前で
失敗する自分で
かっこ悪い自分で
恥ずかしい自分で
相手の望まないことを
ついやっちゃう自分で
間の悪いタイミングで
話しかけちゃう自分で
迷惑かけっぱなしな自分で
そんなあなたで
人と一緒にいていいんだよ、
と許してあげるのです。
人に許されていない感じがするから
怖いのですよね。
でも、人に許されていない感じがするのは
自分が自分を許していないからなんです。
だから、先に
自分が自分を許してあげるんです。
そうしたら
人に許されていることが
やっと感じられるようになるのです。
大丈夫。
私たちは本当は
とってもやさしい世界に住んでいる。
ちょっとずつの勇気で
それがちゃんとわかるようになっていくから
大丈夫。
おわり
自分を許していくこと、
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