私がはじめて心屋塾に関わったのは、
初級セミナーを受けた時だった。

あの日、
涙なんて一粒も流さなかった。

なにかが大きく変わったような気も、そんなにしなかった。

「これを聞くと、人生が変わっちゃうよ~~」って
楽しそうにぢんさんが言ってたけど、

「ふうん、そうなんだ、そうかな~?」
みたいな感じだった。

なんだかよくわからないけど、
なんか楽しくて、興味がわいて、安心した、だけだった気がする。

モヤモヤもいっぱいあったし、
ホントかな~??と思う疑いの気持ちもいっぱいあったけど、

私が問題だと思ってたところは問題じゃなかったのかもしれないと思えた。

私が問題じゃないと思っていたところに問題があったのかもしれないと疑い始めた。

そしたら、なんかこれから進んでいける気がした。


八方塞がり、四面楚歌…

そんな気持ちで1ミリも動けないと思っていたけど、

なんだ、こっちに道があったんじゃないか、と思えた。


テキストの最後のページに、
私がメモした言葉はコレだった。

「負けてもいい」


私は、とにかく人に負けたくなかった。
誰にだって、勝ちたかった。

負けているところなんて、
ぜっっったいに見せたくなかった。

人生のすべてが勝ち負けだった。

「負けてもいい」と言う言葉に
めちゃくちゃ反応している自分に気づいた。


ここか…。

と、思った。


人に負けるのはぜったいに嫌じゃ!!

今でもそう思う時がいっぱいある(笑)


でも、あれから、

死ぬ想いで何度か、負けてみた(何度か、だけのつもり。笑)


ぢんさんに、

「骨をひろってやるから、死んでおいで」

と言ってもらって、負けてみたこともある。


その度に、わかったこと。


敵は、いない。


私のまわりに敵はいなかった。

まわりは敵ばかりだから絶対に勝たなくちゃ!と
戦っていたのは、私だけだった。

負けてみたら、わかる。

敵なんか、いない。

私のまわりには、いつもいつも
いっぱいいっぱい味方がいた。

その度に、ごめん!って思った。

勝手に敵にして、ごめん。


もう戦いをやめてもいいんだ。

戦っていたから、苦しかったんだ。
戦っていたから、敵が必要だったんだ。

私のまわりを囲んでいるのは
敵じゃなくて、味方だった。

四方を敵に囲まれて身動きとれないと
逃げ場所をいっぱいいっぱい探していたけど、

今いるココが、もう守られている場所だった。

そんなことがわかるようになったのは、
初級セミナーを受けてから、もうずっとずっと後のことだ。
マスターコースを卒業しても、まだまだわかってないところは
いっぱいある。

でも、あの日「負けてもいい」という言葉をもらわなかったら、
まだ今も戦い続け、敵を作り続けていたかもしれない。

勝手に四面楚歌だと
まわりに剣を向け続けていたかもしれない。

今もついクセで戦いそうになる時があるんだけど、ね。

でも、だいぶマシになったと思う。
だいぶ、気づけるようになったと思う。
だいぶ、信じられるようになったと思う。

人のやさしさとか、あたたかさとか。
自分のやさしさとか、あたたかさとか。


もしもあなたが
自分のまわりに敵がいるような気がしたら、

その戦いはもう終わらせよう。

あなたのまわりにも、きっと敵は、いない。




おわりうさぎ


5月20日(月)五反田にて。
初級セミナーを担当します。

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