前記事で、
今まで見たことがないくらいにきれいな空を見たと感じた時。

それまでは、
これからできなくなることばかりに注目していたけれど、
できることも、幸せを感じられることも、
まだまだあるんだと思った。

自分の「ない」ものじゃなくて
「ある」ものに注目することができた瞬間だった。

と書きました。

でも、それは
「今思えばあれはそういうことだったのかな」
と思うだけのこと。

心屋塾に通い始めて
いろんなことを学んだ今だから
そういう解釈ができた、というだけのこと。


当時の私は、ただただ

「この空が見えてホントに良かった」

と思い、

「この空の美しさを
こんなふうに喜べる心があるのなら、
私はきっとまだ大丈夫なんだろう」

と、思いました。

なんとなくではあるけど、
でも確かに感じた、根拠のない

「きっと大丈夫」。

それを感じられたのは、
前記事での主治医の言葉が
心に残っていたからかもしれません。

「大丈夫!視野が狭くても、中心はよく見えているんだから
たくさんキョロキョロすればいいんだよーー」

と、明るく簡単そうに
おっしゃった先生の言葉。

聞いた瞬間は、
「あんまり私の気持ちを理解してくれていないのかな」
とも思ってしまったけど、

もしかしたらあの時の私は、
そんなふうに誰かに大丈夫と言ってもらいたかったのかもしれません。

当時の私は
相談したり、話を聞いてもらったりできる人がほとんどいないと思っていたけど、
もしいたとしても
「これから目が見えなくなる」と悲観して泣いている私に
明るく「大丈夫だよ~」と言える人なんていたのかな。

一緒に悲しんでくれて
一緒に悩んでくれる。

そんな先生もとてもとても素晴らしいと思うけれど、

その時は誤解されたとしても
「大丈夫だから!」と
どーんと背中を押せる、

そんな先生もすごいんじゃないかと
今は思います。

大丈夫な患者さんをたくさん知っていたから
言えた言葉かもしれません。

大丈夫と信じられるから
出てきた言葉なのかもしれません。

そんなに深い意味はなかったかもしれないけど、
少なくとも私は、あの、明るくて軽やかな「大丈夫」に
救われたんだろうな、と今は思います。

明るさって強さかもしれない。



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