訪日観光客が戻ってきた東京・表参道の街に
行列の絶えることのない、小さな店構えのショップがあります。
KOFFEE MAMEYA
2017年、こちらも大人気だったOMOTESANDO KOFFEEの跡地にオープンしたこちらのお店。
コーヒーの綴りが"C"OFFEEではなく、"K"OFFEEというところにも、OMOTESANDO KOFFEEのルーツを感じられます。
看板なし、椅子なし、コーヒー以外のメニューもなし。カフェではなく、物販店でもない、3組程度のお客さんが入ればいっぱいというこちらの店舗。いうならば コーヒーのテイスティングバーのような存在ではないかと、コメ子は思っています。
そんなKOFFEE MAMEYAでは、まず入店したらカウンター越しに迎えてくださるバリスタとの雑談からスタート。
初来店なのか再訪なのか、そして好みのコーヒーを相談しながら一緒にさぐっていきます。その様子は、さながらカウンセリングのような雰囲気。
そして、自分好みの一杯をセレクトしてくださいます。
好みのコーヒーは、こちらの
カラーリングチャートを見ながら見つけていきます。
下に行けば行くほど深煎り。またすべての豆にロースター名も記載されています。
どちらかというと名前が前面に出ないことの多いロースターへのリスペクトも窺えて、とてもすてきなことだなと。
コーヒー豆は、日本、シンガポール、韓国、オーストラリア、イタリアなど世界各国から集められた、選りすぐりのものばかり。
だからなのか、こちらのコーヒー、いついただいても抜群においしいんです。
一度いただくとハマってしまう方も多く、今は海外からのお客さんが圧倒的に多いのですが、あまりの美味しさに短い滞在期間にも関わらず再訪し、豆をたくさん購入して帰る方も多いのだとか。
コメ子たちも、行列が途切れそうな瞬間を偶然にも見つけたら、チャンスとばかりにテイクアウトに走ったりしています。
根性なしなので、行列は断然避けて通りたい派なのですが、それでもこちらのお店は行きたいと思える、そんな格別のコーヒーがいただける場所なんです。
この日は、酸味控えめの ONE.El Puenteをドリップで。
水出しのアイスコーヒーも抜群に美味しいので、そちらは夏場のお楽しみでもあります。
おいしいコーヒーに魅せられるのは世界共通だと感じる、コーヒー好きの聖地的存在、KOFFEE MAMEYA。
行列は覚悟ではありますが、自分好みの一杯を見つける楽しさと、そして納得の一杯が待っている!
そんなお店だと思います。
コメ子。