役員などするつもりはなかったが、1年交代で順番に回ってくるので、
ついに引き受けることになった

子どもが2人お世話になっているのだから、やるのはいいけれど、
心配なのは時間が回るのだろうか…ということ。
どうせやるなら楽しく、役割は無難にこなそうと思った。
まずは一番煩わしそうな電話連絡を、携帯メール一斉送信に変更した。
何か行事があるたびに出欠を取ったり、集合時間や持ち物を
連絡するのは大変。
不在であれば何度も電話をしなければいけないし、
いちいち集まって話し合う時間はない。
携帯メール連絡に変えたことで、だいぶ助かった

みなと祭りのパレード、ドッチボール大会などの行事を終えて、
ホッとしたのもつかの間、7月末から夏休みに入った

夏休み中はラジオ体操、カレーパーティー、わっしょい百万夏まつり、
校区の納涼大会がある。
校区にある4つの子ども会が持ち回りで、ラジオ体操の当番をするのだが、
なんせ朝が早い

6時10分に公園に行き、倉庫の鍵を開けて、ラジオや出席簿を準備。
参加した子ども達が出席簿にチェックをしたら、当番の大人がスタンプを押す。
毎朝100人以上の子ども達、ご近所の年配の方たちが参加する。
しかも、ラジオ体操のときは前に出て、手本にならなければならない。
左から始まる体操は、右から動かなければいけないので、ちとややこしい。
私は早寝早起きが習慣になっているので、朝早いのは問題ないのだが、
貴重な朝の仕事時間が…と思いつつ、今年は子ども会も仕事!
と思って取り組んだ。
8日間のラジオ体操当番が終わり、昨日のカレーパーティーが無事終了。
今日はほ~っとして、パソコンに向かっている。
幼児も含めて41人が集まったカレーパーティー

買い出しは、前日に役員3人で行った。
当日は材料を洗って切るところから始め、みんなでカレーやデザートを
作って食べた。
猛暑にも関わらず、食後は近くの公園で元気に遊ぶ子ども達。
ひと遊びした後のジュースとおやつも、とっても美味しそうだった。
それにしても会長だからか、最年長だからか、
ママたちから「神田さん、~~していいですか?」と、聞かれることが多い。
今まで全然子ども会の運営に関わっていなかったし、
私が知っていることは何一つないんだけど

それぞれが情報を見て判断し、考えて動く仕事のコミュニケーションとは
違うので、普段使わない感覚を駆使しなければならない。
子ども会の目的は「子どもの体験学習」。
大人はサポートする役割だから、葛藤を生まないコミュニケーションを
心がけている。
これが結構鍛えられるのだ…。
行事を重ねるごとに、一人ひとりの子ども達がかわいく思えてくる。
どんどん成長していく様子に感動したり、元気をもらったり。
それが一番のご褒美なんだろうな

さぁて、次は「わっしょい百万夏まつり」。
来週月曜は、法被と足袋の仕分けをしてみんなに配布。
6日は夕方から集合して、夜のパレードに参加し、
門司の電照山笠を引いて歩く

子ども会って、一番身近で地域に根差した体験学習だと思う。
私のような(地域活動よりも仕事好きな)親まで巻き込んでしまうし、
仕事で忙しいお父さんも引っ張り出される。
そして文句を言いながらも参加した後には…、
さわやかな喜びが味わえる

実はすごい組織なんじゃないか…と感じる今日この頃です。