旧友たちと会い、緑に癒され、美味しいものも食べて、すっかりリフレッシュした

さぁ、明日からは九州!
涼やかで気持ちのよい風…とも、しばしお別れだ

前回の続き、講演会の内容について。
神吉会長には、なすべきことをやり続けてきた人に宿る“厳しさとやさしさ”を感じた。
あるべき論よりも、実行の積み上げによって体系化された智慧を伝える。
夢と現実が、行動でしっかり繋がっている。
感謝が、人生と毎日の言動を貫いている。
当たり前のことが揺らがない力を感じ、すごく好きだなぁ!と思った。
講演会の冒頭で、問いかけがあった。
「日本に資源はあると思いますか?ないと思いますか?」
「朝起きてから感謝したことはなんですか?」
もちろん、「ある」と思ったほうがチャンスは生まれるし、感謝はたくさんしたほうがいい。
数年前に比べたらかなり進歩したが、本当に心の底から思えるだろうか?行動として表せるだろうか?と改めて思った。
神吉会長は、「言葉の力」を力強く説いていた。
言葉には奇跡を起こす力がある。
コップに水を入れて、「ありがとう」と「ばかやろう」の2種類の紙を貼る。
それぞれを凍らせると、「ありがとう」はきれいな氷の結晶

人間の体も70%は水。言葉が与える影響は計り知れない。
講演会では実際に「ありがとうカード」を書いた。
「○○さんへ 私は今が一番幸せです」
と書き出し、夫に向けてありがたいと思っていることをたくさん書いた。
帰宅したら読んで渡すように言われたので、その通りにした。
夫も子どもたちも、とってもうれしそうだった。
その後、夫が何かと助けてくれたり、子どもたちが進んでお手伝いをしてくれたり、効果絶大

神吉会長、ありがとうございます。
我が家の夫も中小企業の経営者。
「家庭がうまくいっていなくて、中小企業の社長の仕事がうまくいくはずがない」
という神吉会長の言葉は、実感としてわかる。
起業家は身銭を切って事業を始めるわけだし、長時間労働は当たり前。
仕事とプライベートの時間はきっちり分けられず、人生を賭けて事業をしているようなもの。
私も個人事業主だから、よ~~くわかる。
不機嫌な空気が充満している場所で、よい記事なんて書けるわけがない。
社長は誰よりも早く出勤して、一生懸命働く。
掃除と整理整頓が大事。空気がきれいになると、必ずよいことが起きる。
頑張っている社員は、ちゃんと褒める。
これを続けていたら、業績が上がらないはずはない。
神吉会長のお話は、シンプルで奥が深くて、すごくわかりやすかった。
そして、ありがたいことに、一切お金がかからないことばかり

早起き仕事の継続、月一回は整理整頓の日をつくること、家族にありがとうをたくさん言うことを心に誓った。
神吉会長の著作「商いのこころ」も買って帰り、すぐに読んだ。
ご自身の体験が惜しみなく書かれていて、実業家として、人間として、その誠実さに感動した。
少しでも近づけるよう、がんばりまーす。