最近、多くの外国人旅行者が奈良を訪れ、東大寺大仏殿等を見学して、古い日本の歴史に感動しているようですが、日本人自身は本当の歴史を学んでいませんし、外国人の皆さんは現地で嘘を教えられます。
例えば、日本国民には知らされていない日本の旧王朝の都が九州の大宰府であり、元祖東大寺はその東に位置する大分県宇佐に建てられた、ということなどです。
その所在地は現在水田ですが、上空から超音波検査をすれば伽藍の全容は浮き出ることでしょう。
東大寺大仏殿内の西北の角に展示されている一番大きなその模型が創建時の姿です。
実は、672年の王朝交代(九州王朝“倭”→大和王朝“現在”)に伴い大仏殿は横幅を短くしたうえ、奈良へ移築されたのです。
その時、南大門はそのままであり、鎌倉時代(1199年)になって、宇佐から現在の地に移築されたのです。
従って、現在の観光客が感動して眺めている南大門は、今から数えて1455年前(西暦570年)に完成したものであり法隆寺より古いのです。
唐はおろか、隋もまだ始まっていません。
ササン朝ペルシャの終わりの頃です。
細かく追及していくと興味深い事実がどんどん出てくるのですが、本日はここまで。
我が国は国そのものが博物館です。
世界中からいい加減な奴らが押しかけてきて、火でも点けられたらたまったものではありません。
日本人の結束は勿論、日本に敬意を示してくれる外国出身の皆さんよろしくお願いします。