このようなデータを見て“最近の母校は頑張っているな”と嬉しく思うのは、贔屓のスポーツチームを応援しているのと同じ感覚です。
一方、選手(生徒)にとっては100パーセント自分の問題であって、何人東大に入るのかを見て自分の可能性を計算するのでしょう。
“東大・京大・国医”が最高偏差値集団と見做されることについては意味深な所があって、言外に医者は二通りに分類される、と云っているようなものです。
コロナ騒ぎが始まって以来、専門家、有識者として医者がマスコミに登場することが多いのですが、彼等の背後を知った上で表情を見ると信念に背いた発言をしているのかどうかは一発で分かります。
二通りの医者の分岐点は上記の分類と必ずしも一致するものではありませんが、そういった点が今後ますます注目されると思います。
アフター・コロナで医療が激変し、世間の医者を見る目が変わり、受験生が医者になることを望まなくなれば、それが“最高偏差値集団”から“国医”がはずされる時だと思うのです。