ブランドは一日にしてならず  旭丘(76期)新入生諸君へ | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

対象者限定

 

 

これは16期の年寄りから今年入学の76期新入生へのOpen Letterである。

 

60年の開きは眩暈を起こしそうだが、切りの良い数字であることから、出すのは今年にした。

 

 

 

その昔、入学式直前、制帽を被って電車に乗っていたら、見知らぬ男性から「旭丘か、頑張れよ!」と声をかけられた。

 

 

そういった時代だったし、そういった学校に入ったのだ、と思い知らされた。

 

 

さすがに現在では徽章を付けた生徒は絶滅危惧種だが、校名入りのジャージを着ている者はいて、一瞬声をかけようと思ったりすることはある。

 

 

声をかけるかわりに新入生諸君に、君たちの入った学校をよりよく知るための資料(週刊誌記事)を載せる。

 

 

世の中は目まぐるしく変わるが、旭丘高校の社会に於ける“相対的立ち位置”が不変なのは時に覗いてみる学校祭で実感している。

 

 

これから母校になる自分の学校の昔を知った上で、来たる3~4年の高校生活を送ってもらいたい。

 

 

有史以来の世界の激変がもう始まっている(コロナ騒ぎはその一環)、と言われている。

 

 

校訓の一節にもあるように、正義を貫き、諸君の中から人類の幸せに貢献する人材が一人でも多く輩出することを望んでいる。

 

 

校内ではうつむき加減でも、外へ出れば胸を張る在学期間を終え、ひとたび社会に出れば旭丘ブランドの威力(中京圏のみ?)を知ることになるが、どれ程かは未だ実感が湧かないであろう。

 

 

ただ世間を賑わし、イメージ悪化を招くような行為は厳に慎むべきである、と時節柄付け加えたい。

 

 

 

記事は1993年「週刊文春」の連載「我が母校:愛知一中」で、慶應義塾大学 神谷不二 名誉教授の言葉である。

 

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文中の 林 光重、蓮尾実利 両先生は戦後組の我々もお世話になった。