学校検診の女子生徒上半身裸問題 | 民営文化センター

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学校健診で「上半身裸」になる必要あるの? 「娘が嫌がっている」保護者から疑問の声(京都新聞) - Yahoo!ニュース

 
 

毎年蒸し返されるテーマです。

 

 

見直さねばならない問題点、改善点は多々ありますが、娘を前にして両親が学校に対する不満を表すのは教育上よくありません。

 

 

現在の平均的公立中学校の現場をイメージすると、限られた時間で不備な環境の保健室で多人数を診ていることが父兄の不満を誘発するのであって、女生徒は校医の前で上半身を見せること自体気にしていないと思います。

 

 

中学校時代の体は男女とも小学生から高校生までの幅があって、特に女生徒が気にするのは同性のクラスメイトの目と思われます。

 

 

そこで、絶対に守られねばならない現場の条件は保健室内の仕切りを完備することと、立ち会う養護教諭は女性に限るということです。

 

 

瞬時に、顔色、心雑音、アトピーなどの皮膚変化、脊柱側弯症などをチェックする校医からすれば、ブラなんか無い方が良いわけで、父兄が“ブラは許可してほしい”というのは本人の為にならない要望です。

 

 

検診では必要があって自分の裸をさらすのであり、その時とるべき態度を身に着けること、即ち医療行為の原則を学ぶチャンスでもある教育的イベントと考えます。

 

 

 

ところで、基本ポジションで一瞬静止するよう命じるのですが、静止できる生徒はほとんどいません。

 

 

ゆらゆら揺れっぱなしです。

 

 

この30年間で劣化はどんどん進行しています。

 

 

戸塚ヨットスクールの校長の予言は当たっているようです。

 

 

 

 

検診の項目については検討の余地はありますが、ここでは省略。