「3丁目の夕日」の時代の何処がよかったのか?(睡眠泥棒に勝利する方法-1) | 民営文化センター

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民営の文化センターを開設するのが夢。このブログを書いているうちに何かヒントが掴めると思ってやっています。不器用で華やかさに欠ける画面ですが、少しでも世の為人の為になればとwrite everything forever

 

 

「あの頃は良かった!」と言う人が結構多いのは“過去は余程のことがない限り美化される”からで、あの映画のヒットの理由もそのあたりにあるのでしょう。

 

 

  当時の生活を振り返ってみると、本当に良い時代と言える理由はただ一つ、未だ二交代勤務(主に製造業に於ける1週ごとに昼夜が入れ替わる方式)が始まっていなかったから、と思うのです。

 

 

  人生の大半を時差ぼけ状態で過ごす働き手の存在が、この国全体の心からの幸せを奪っているのです。

 

 

  このような非人道的な仕組みはどのように始まったのでしょうか。

 

 

  高度経済成長期以前、トコク(常苦)自動車は傘下の下請け企業の社長に招集をかけ、二交代勤務の実施を迫り、下請けはその考えに同意したのです。

 

 

「やります」と尻尾を振ったのがウンのつき、古今東西稀に見る“ありえない働き蜂神話”が始まったのです。

 

 

トコク自動車を良く知る昭和14年生まれの人が教えてくれたお話です。

 

 

to be continued