三瀬村の孫太郎観音伝説をどう解釈するか | 民営文化センター

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三瀬村(佐賀県)の倭国長谷寺のエリア内に2本の巨大な杉の木があり、杉神社を形成していました。




何百年も前、何らかの理由でこれらの巨木は切り倒されてしまいます。




この件は孫太郎観音の伝説 として今に伝わっている“二本杉伐採の伝承”ですが、その中で当然の事ながら長谷寺に関しては一切触れられることはありません。




この2本の巨木は長谷寺の象徴的存在でしたので、残したままだと寺がここにあったことがバレてしまう為、時の権力者が切らせたものと思われます。




大和長谷寺のマルチ火災の捏造の歴史と同様、移築の事実 を隠すための一連の仕掛けなのでしょう。




現在、孫太郎観音堂は国道263号線を挟んで杉神社の東にあるのですが、その近辺に巨大な根っこが埋まっているかもしれません。




一般的に言って、伝説にはその裏に真相が隠されている場合がありますので、語り継ぐ人々の気持ちを汲みとる事が大切です。




孫太郎伝説では「消された倭国を後世に伝えたい」という意思が私には感じられるのですが・・・・・