TCW直前ジョーレジェンド大暴れ!急きょ死神と防衛戦!ウォーリー山口追悼~FOTR3・10王子① | プロレス表舞台の放浪記

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一プロレス・ファンから、電子書籍『プロレス表舞台』を立ち上げた斉藤雅治が、プロレスと関わった日々を想いのまま、書き綴る。

 TCW新木場大会(3月13日)を前に、でジョー・レジェンドが大暴れ。試合終了後、レジェンドは、生前お世話になったウォーリー山口の思い出を語る。

 尚、TCW新宿大会では、ウォーリー氏の追悼も兼ね、募金箱も設置されることも発表された。

 

 10日、ファイト・オブ・ザ・リング(以下、FOTR)が王子・ベースメントモンスターにて開催。同大会は、3日後、新宿フェイスで行われるTCW大会とコラボし、内容の濃い興行となった。

 

 突然飛び込んできたウォーリー山口さんの訃報は、多くのプロレス・ファンに悲しみを与えた。私自身も思い出は尽きないが、謹んでご冥福をお祈り致します。

 同大会でも、開始前、ウォーリーさんのご冥福を祈り黙祷が捧げられた。

 試合終了後、恒例の記念撮影。

 

 メインのタッグマッチ終了後、急遽、ジョー・レジェンドの王座に、死神が挑むタイトルマッチも行われ、全8試合の豪華ラインナップとなった。

 今回は、セミファイナル以降、3試合を紹介。

 

※残り5試合の詳細レポは後日アップします。

 

■ファイト・オブ・ザ・リング

3月10日(日) 開始:12:00

会場;王子・ベースメントモンスター

 

 メインに登場のジョー・レジェンド。長瀬館長も、海外遠征時、レジェンドにお世話になったそうだが、時を経て、日本でタッグが実現。

 先発は館長が出るも、挑発され、すぐにレジェンドと交代。のっけから超ヘビー級のド迫力激突に、王子のリングがきしむ。

 4人の中に入ると軽量級の館長にとっては厳しい闘いだ。館長得意のキックを連発するも、逆に足を痛めてしまったようだ。

 放送席のジミー鈴木は、死神のファイトを絶賛。パンチの打ち方から、試合運びに至るまで高評価を与えていた。

 いつもながら、素晴らしいレザーフェイスのドロップキック。助走なしで、虚を衝いて見事に舞い上がる。

 ド迫力の打撃合戦から、ラリアットで攻勢に出たレジェンドの大逆襲がスタート。レザーの背後からダイナミックなダブル・ニー・アタックが炸裂し、場外戦へ雪崩れ込む。

 レザーとレジェンド、死神と館長の二手に分かれて場外乱闘。

 リングに戻っても、レジェンドとレザーの闘いは継続。レザーが高い跳躍のギロチン・ドロップでレジェンドを追込むみ、パワー・ボムでフィニッシュを狙うが・・・

 レジェンドのピンチに、館長がコーナーからミサイル・キックでカットプレー。

 ミサイル・キックで倒れたレザーに館長が、間髪入れずに低空飛行のジャーマンを仕掛ける。試合で足を痛めた館長だが、何とか踏ん張っりフィニッシュ。

 自分の中で試合権利はレザーとレジェンドと思っていたのだが、いつのまにか入れ代っていた。

 勝ちどきを挙げるレジェンド&館長。足を押えながらも、館長の表情が激闘を物語る。

 それぞれが、ベルトを掲げ、勝利のアピール。

 

<第7試合 メインイベントタッグマッチ60分1本勝負>
〇長瀬館長、ジョーレジェンド

 9分4秒、ジャーマンスープレックス・ホールド

死神、●レザーフェイス

 メイン終了後、モノは試しに、レジェンドのタイトルに挑戦をぶち上げた死神。何と、これをレジェンドが了承し、急遽、その場でタイトルマッチが行われる流れとなった。

 正々堂々と闘おうと、レジェンドに握手を求めた死神だが、油断させておいて先制攻撃を仕掛ける。

 直前の試合で、レザーの猛攻を受け体力を消耗したレジェンドに対し、体力を温存していた死神がスタートダッシュ。

 おそらく、死神がどんな技を使うか予備知識のないレジェンドに、得意技、必殺のアイアン・クローが炸裂。この辺りまでは死神の一方的ペースで進んでいたが、レジェンドには、まだ余裕があった。

 これがフィニッシュとなったレジェンドのホスピタル・ジョブ。終わってみると危なげなく勝利を収めていた。

 

<第8試合 特別試合 HEW世界ヘビー級選手権60分1本勝負>

〇ジョー・レジェンド

 5分37秒、ホスピタル・ジョブ⇒エビ固め

●死神

※レジェンドがタイトル防衛。

 HⅡ試練の5番勝負、最終戦の相手は強敵アラケン。HⅡもこれまでの成果を見せるべく、序盤、果敢に攻めこむが、アラケンに余裕が感じた。

 マットに横たわるアラケンにキックを連発するHⅡ。助けを乞うような仕草を見せる巧妙なアラケンに、攻撃の手が緩むHⅡだが、ここはガンガン行って欲しい場面だった。

 グラウンドでHⅡの上半身に飛びつきヘッドロックを仕掛けるアラケン。この日のアラケンはヘッドロックに拘り、ヘッドロック一本で手を変え品を代え攻撃していた。

 満身の力を込めHⅡを締め上げるアラケン。最後はグラウンドでのヘッドロックから、HⅡをエビに固めた。

 最後は、グラウンドでのヘッドロックから、エビに丸め込み、勝利したアラケン。圧倒的な力の差を見せつけた。試練の5番勝負が終わり1勝も出来なかったHⅡであるが、かけがえのない経験を積むことができた。

 

<第6試合 セミファイナル HⅡ試練の5番勝負第5戦60分1本勝負>
●HⅡ

 8分29秒、エビ固め

〇新井健一郎

 

<第5試合 WMCインターナショナルライト級選手権61分1本勝負>
〇ZIPANGU(王者)

 9分20秒、ジパング・ブレイド⇒エビ固め

●326(挑戦者)

※ZIPANGUがタイトル防衛に成功。

 

<第4試合 30分1本勝負>
〇ジェイソン・ ザ ・ゴルドー

 4分39秒、ネック・クランク

●ZIMA吉田

 

<第3試合 20分1本勝負>
△加藤茂郎

 6分12秒、両者KO

△千葉智紹

 

<第2試合 20分1本勝負>
△佐野直

 6分58秒、両者リングアウト

△リッキーフジ

 

<第1試合 6人タッグマッチ20分1本勝負>
〇田馬場貴裕、ニンジャ・リー、マイケル・アマデウス・オズボーン

 9分51秒、グリップラー・フェイスロック

大和ヒロシ、●清水来人、エル・アミーゴ・アモン

 

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