UWF旗揚げ戦から32年 | プロレス表舞台の放浪記

プロレス表舞台の放浪記

一プロレス・ファンから、電子書籍『プロレス表舞台』を立ち上げた斉藤雅治が、プロレスと関わった日々を想いのまま、書き綴る。

上写真はUWF旗揚げ戦のものではありません。

 

FMW vs.UWFの対抗戦が話題になっているけど、UWFが旗揚げして、今日で、ちょうど32年目ですね。

 

 昭和59年4月11日、旗揚げシリーズ、第1戦、私は歴史の証人になるべく、大宮スケートセンターに足を運んだ。国際プロレスが崩壊して3年、当時は全日本女子プロレス含め、再び4団体時代への突入である。旗揚げ戦という事では、全日本プロレス以来、実に11年振りのプロレス新団体の誕生だ。都内近郊より、多くのプロレスマニアが大宮に集結し、私も、パンフを10部ほど購入した。

 

 新間寿さんの「私はプロレス界に万里の長城を築く」の謳い文句で、アンドレ、ホーガン、ボック、バックランド・・・本当に参加するのかと様々な話題を呼んだが、結果的には、アドバルーンを上げただけで終わってしまった。

旗揚げ第1戦に参加した日本陣営は、前田日明、高田伸彦、ラッシャー木村、剛竜馬、マッハ隼人、グラン浜田の6人で、その後のUWFの歴史を振り返ると意外な顔ぶれだ。噂された、猪木さんの参加はなく、前田のエース大抜擢となったが、当時、一部ファンの間では、メンバーで一番強いのはラッシャー木村だと、実しやかに囁かれた。

 

 現在、禁断の対決としてFMW vs.UWFの対抗戦が話題となっているが、第1次UWFのメンバーを見ると、グラン浜田も、剛竜馬もU戦志・・?そう考えると、FMW旗揚げ直前、女子プロのマットで行われた大仁田vs.G浜田の乱闘も、パイオニア戦士での大仁田vs.剛も、実は、FMW vs.UWFだったと考えてみたりするのは無理があるか。

 

 

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