FMW設立27周年記念試合~W★INGモンスター軍撃破で団体興行権死守! | プロレス表舞台の放浪記

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一プロレス・ファンから、電子書籍『プロレス表舞台』を立ち上げた斉藤雅治が、プロレスと関わった日々を想いのまま、書き綴る。


試合後は大仁田ワールド独壇場。リングサイドに群がるファンに聖水をぶちまける。

 22日、後楽園ホールにて、FMW設立27周年記念試合が行われた。記念すべき、この試合、奇しくも、団体名がW★INGモンスター軍のカタチでの開催となってしまった訳だが・・・メインでは、団体運営と会社経営権、更には、新設された世界ストリートファイト6人タッグ王座を賭けて、FMW軍とW★INGモンスター軍が激突した。

試合前、会場で展示された、世界ストリートファイト6人タッグ・ベルトと、FMW軍とW★INGモンスター軍の間で、法的根拠に基づき約束された、団体運営と会社経営権を賭けた合意書。

「レフェリーが危険とみなした行為意外は、全ての反則が認められます。」と場内にアナウンスされると、開始前より館内のボルテージは一気に上昇。
 有刺鉄線ボードが設置され、あらゆる凶器の使用も認められ、エニィウェアー・フォールマッチのルールで行われた、この試合は、入場時より、会場全体が修羅場と化した。リング内、場外と6人が入り乱れ、椅子、テーブル、有刺鉄線ボード、有刺鉄線バットと、次から次へと凶器のオンパレード。会場東側にはFMWファン、西側にW★INGファンと別れての配置であったが、館内は大「大仁田コール」一色に染められた。
 試合は、大仁田が論外をキッチリと押さえ、FMW軍が6人タッグの王座を奪取すると共に、興行権の死守に成功した。



■ 超戦闘プロレスFMW改めW★INGモンスター軍
『FMW設立27周年記念試合~原点回帰! 王道開扉!』
日時:12月22日(火)
会場:後楽園ホール(18:30時~)

<第7試合 FMW軍対W★INGモンスター軍~団体運営権&会社経営権争奪 FMW認定世界ストリートファイト6人タッグ王座決定戦>
○大仁田厚、田中将斗、保坂秀樹
 14分51秒 サンダーファイアー・パワーボム⇒エビ固め
NOSAWA論外、雷神矢口、橋本友彦
※大仁田組が初代王者 FMWが団体運営権&会社経営権を掌握

序盤の見せ場、大仁田のテーブル・パイルドライバー炸裂。

最後は大仁田vs.論外の一騎打ち。テーブルで頭を思い切り何発も叩かれても、両手を広げ立ち上がる論外。パワーボム3連発も跳ね返すが、田中のスライディングDから、トドメ、大仁田のパワーボムに万事休す。


興行権の死守と共に、6人タッグベルトの奪取にも成功。

FMW年内最終戦、景気良く金の雨。

 女版ハヤブサ、Rayが、世界の浜田文子に挑んだ、この試合はRayにとって厳しい試合となった。体格差の壁は厚く、本来のRayの華麗な動きは封じ込められた。途中、相手の攻撃を拒絶、噛み合わなく、ぎこちない動きとなってしまったRay。それでも、浜田に必死に喰らいついていくRay。ラリアットからのパワーボムでRayをマットに叩きつけようとした浜田を、ウラカンラナ・インベルティダで切り返そうとしたRayであったが、持ち堪えた浜田は、再びパワーボムでマットに叩きつける。最後はAPクロスで激戦にピリオドを打った。

<第6試合 Ray「試練の7番勝負最終戦」>
●Ray
 15分38秒 APクロス⇒エビ固め
○浜田文子
※立会人=風間ルミ

Rayのラ・ケブラーダ炸裂!

浜田のパワーボムを、ウラカンラナ・インベルティダで切り返そうとしたRayであったが・・・

<第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
●金村キンタロー、中川浩二 
 9分36秒 ムーンサルトプレス
○ヘッドハンターA、ヘッドハンターB

Aのラリアット炸裂。右腕に黒のサポーターがA、左腕に黒のサポーターがBだ。

フィニッシュとなったAのムーンサルト・プレス。

<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
●那須晃太郎、川村亮
 13分35秒 タッチアウト⇒片エビ固め
ウルティモ・ドラゴン、○金丸義信


金丸義信にツープラトン・キックを叩き込む那須晃太郎&川村亮

<第3試合 FMW対JWPタッグマッチ30分1本勝負>
ミス・モンゴル、●ミス・コハル
 9分14秒 ダイビングギロチン・ドロップ⇒体固め
○春山香代子、倉垣翼
※立会人=ベストフレンズ(中島安里沙、藤本つかさ)


4人の中で、軽量のコハルがターゲットに。

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
グレート・ニタ、●バッファロー
 7分32秒 ダイビング・エルボードロップ⇒エビ固め
○KENSO、長井満也


ニタのトラースキックが毒霧で緑色に染められた長井に炸裂!


FMW社長に攻撃を仕掛ける。

<第1試合 FMWメモリアル・オープニング10人タッグマッチ 30分1本勝負>
○リッキー・フジ、五所川原吾作、パンディータ、ワイルドセブン、木更津KID 
 11分05秒 9999⇒体固め
戸井克成、●雷電、菊タロー、ギャングスター、佐野直

セブンのフライング・クロスチョップが佐野に炸裂。

いきなり第1試合より10人タッグと豪華なマッチメークだが、11分の試合時間だと、単純に一人当たり、2分程度の出番という事になる。パンディエータは、可愛らしいキャラに、のほほんとした試合展開に「弱いぞ!」の歓声も上がるが、なかなかいい味を出していた。パンフにはカンフーの使い手とあったが、果たして正体は・・・

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