ニョロニョロリン日記 | Nagoya Double-Reed Ensemble

ニョロニョロリン日記


風鈴皆さま、大変ご無沙汰しております。だーいしです。

太陽8月も下旬になったにもかかわらず酷暑続きですがいかがお過ごしでしょうか。


くらげさて、わたくし怒濤の7月とは打って変わってニョロニョロリンな毎日を過ごしておりますカタツムリ以下はその日記(抜粋)を。大したエピソードがないのが残念。平和なのか干されているのか...。


7月15日

鎮魂曲のpppで自分が葬られる。で本番後、長距離移動して夜レッスン、本格的に葬られる


7月20日

合宿練習先で師匠にお会いする。合奏指導をチラッと見学させてもらっただけだが、楽曲へのアプローチの多彩さは健在。フムフムナルホドと心にメモる。


7月21日

わたくしじつにおんこうなひとがらですがひさしぶりにしきしゃにぶちきれましてりはーさるをとめる。プンプン丸のままほんばんしうりょう。


7/22-26

このあたりはリード作りのピークにもかかわらず昼間は全く時間が無いため、早朝に起きて作業し、深夜帰宅してから作業する、文字通りリードならぬ身を削る毎日。慢性睡眠不足。鉛筆削りにリード入れたらガリガリと完成品になってくれないかと思い、思わずリードを機械の穴に入れそうになる衝動に何度駆られたことか(笑)


7月27日

地元のカフェで演奏。読み聴かせに作曲するのだが今回は新作をひとつ。戦争の不条理を扱ったけっこう緊張度の高いお話のはずが、珍しく聴きに来た父と従兄がそろって寝落ち。


8月3日

とある飲み屋のマスターが「明日は仕事なのか?」と聞くので、ジュニアオーケストラの合奏指導と答えたら「お前なー、できるのか!?出来そうにないのになぜ引き受ける~!?」と言われる。あの~一応合奏指導できなくないつもりなんですが(笑)


8月4日

午前/合奏指導。午後/お墓参りで哀しみを新たにする。夕方/夏祭りを観に行くまつり移動中サービスエリアで浴衣に着替え現地へ。同じく浴衣姿の、若い女の子らのフレッシュな演奏に心から癒される。一緒に言った友人らもいろんな意味で満足してた模様(笑)


8月6日

ひと月半ぶりのお休み。タイ料理に出てくる春雨サラダというのはかくも辛いものだと。口から火を噴きゴジラの気分ゴジラ


8/9-12

長野にオーボエ合宿に行く。皆さん上手でびっくり。ワタクシがレッスンして欲しいくらいでした(笑)。NT嬢の迫力に圧倒。


8月14日

妹が盆で帰省。弟も帰省。それぞれと話をする。相変わらず態度デカい妹と、相変わらず目のつけどころが独特な弟のことを、わたくし心中でひそかに歴史上の人物に喩えてそれぞれ「イザベッラ」「ヴィトゲンシュタイン」と呼んでいるのを彼らは知らない(笑)。


8月15日

比較文化人類学にクラ(Kula)経済という用語がある。ニューギニアで行なわれている「貝を贈りあうことによって経済を回していくシステム」である(うろ覚え、違ってたらごめんなさい)。儀礼的・象徴的な意味を持つ貝と品物を隣りの島からもらうとすると、それ以上の返礼をせねばならないのがルールである。


木魚さて盆である。母と伯母との会話。

「なにぃ姉さん、お花代は要らんと言ったのに、なんでご仏前にシュッと置いたるの~」

「なに言っとるの、あんたがその前に中元と花代をあたしの家の仏壇にシュッと置いたでいかんのだがね」

「なにぃ姉さん、お中元は親類だで無しねと約束したのに、あたしが贈るより前にシュッとしのばせたでだがね~」

「なに言っとるの、それより前に法事で要らんと言っとるのにあんたがシュッと気ぃつかうで、あたしもそれ以上のことせなかんと思ってまうでだがね」


文化人類学者のマリノフスキさーん。ニューギニアに行かずとも、極東の島国で健在ですよー、クラ経済



8月16日

ビアガーデンにお仕事仲間・友人らと行く。ものすごく暑くて熱かった。後輩くんが応援しているライブの様子をプチ動画で録り、帰宅して振りコピ真似しようとするも自分まったく踊りについてゆけず(笑)。


8月20日

夜、音楽理論の講座を受ける。復習だと思っていたことがかなり忘れており焦る。一見シンプルな作品に潜んでいる深い味わいとそれに隠された技法に気づくためには、もっと感性と知性を磨かなければだめだ自分。


8月21日

川で泳ぐ。今年は海に行けなかったので、とても楽しかった。ウエットスーツをお借りしたのだが自分、要領が悪くひとりで着られない。でも水がものすごく綺麗で魚もたくさんおり、大自然を満喫した。わたくしどうも超インドアの引きこもりで桃鉄ばかりやっているように見られるが(半分は本当)、8月だけで10回以上プールでガシガシ泳いでおります。


8月22日

「読みたいで貸してくれ~」と言われ親にご本を貸す。と思ったら、あろうことか炊いた酢飯を冷やす台に使われており[画像]、だーいし君激怒

酢飯


以上。
くだらなさも 中くらいなり おらが夏。でした。