子どもと教育を守る福山市民の会は、早稲田大学名誉教授・日本子どもを守る会会長を迎え、第7回定期総会を開きました。
総会議案を可決し、その後、増山均氏が「『授業の遅れを取り戻す』だけでよいのか~子どもの生活・発達とライフバランス」と題して記念講演。
増山氏は、子どもの権利条約を中心に、子ども時代を保障する6つの権利について話されました。
①生きる権利・命と健康が守られる権利(生存権)
②安心した生活が守られる権利(生活権)
③学ぶ権利・分かるように教えてもらう権利
④楽しく遊び想像力を羽ばたかせていく権利(遊び権・文化権)
そして
⑤失敗できる権利、やり直し立ち直ってゆく権利(更生権)
⑥取り仕切り、参加していく権利(自治権・社会参加権)
これら6つの権利について、子ども自身が理解し、保障されることの大切さについて話されました。
私は、学校に行かない孫君や保育園の子どもたちの遊びや発達の保障に思いをはせながら、拝聴いたしました。
増田氏の著書とパンフレットを購入いたしましたので、保育士のみなさんとも学びあいたいと思いました。
終了後、口を開かないことを条件に、記念撮影しました。