災害に強い街に | 村井あけみの奮戦記

村井あけみの奮戦記

日本共産党 福山市議会議員その他の候補者活動を卒業いたしました。今後も政治をめぐる雑感、日々の暮らしなど、気楽に気ままにお知らせしてゆきます。引き続きよろしくお願いいたします。

大雨で、河川の堤防が決壊し、土砂崩れが起こり、死者が158名に達するなど、大変な被害が発生いたしました。

犠牲者の皆様に心より、哀悼の意をささげます。

 

また、被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 

現在も、広島県内は被害が進行中で、一体どれだけの規模の災害となったのか、全容は明らかにはなっていません。

 

しかし、この国土は、いかに災害に弱い状況かを露呈しました。

 

とりわけ、広島県は、急傾斜危険地域が日本一多い県です。

危険個所の対策予算は微々たるもので、このテンポでは300年かかると言われています。

また、ため池も全国で2位という数の多さです。

そして、農業従事者は日本1高齢化していると言われ、農業や林業の衰退が、国土の荒廃と衰退をもたらしました。

 

その上、公共事業は山を崩して開発し、海を埋め立てて脆弱な地盤の上に工場を誘致する等々。

老朽化したため池や河川の改修予算は後継に追いやられているのです。

 

予算を抜本的に組み替え、国土の安全確保最優先の予算にするべきではありませんか?

 

この6月議会でも、私は、福山市の公共事業予算の組み替えを追及したところです。

 

今こそ、国の予算も、県や福山市の予算も、災害防止策…命最優先の予算に組み替えさせようではありませんか。

 

帰ってきたナガサキアゲハ。私の育てた蝶に違いありません。

数々の危険から逃れて、実家に帰ってきたんだね。

ハナクサギの蜜を、ゆっくり吸っていました。