春日支部のみなさんと、早朝宣伝を行いました。
出勤前の5分、10分と、がんばって参加される方もあります。
私は、久しぶりの参加です。
通学中の高校生さんの反応が、いいですねえ。
車からのアクションもふえましたよ。
午後からは、ため池転落死亡事故現場の調査に行きました。
広島県は、急傾斜地が多く、山は花崗岩を主とした地層で、雨水が急速に流れ落ちてしまいます。
そこで、昔から、ため池を作って、農業用水にしてきたため、ため池がたくさんあります。
今回のため池も、地域の方が共同して作られたため池です。
転落された方は、88歳の近所の男性です。
このような農業用のため池は、かつては年に1回は水抜きをして、泥上げを行ってきたため、その作業に差し支えるということで、転落防止策がありません。
しかし、最近は、農業を行う人の減少や高齢化で、池の管理や堤防の草刈りも行われず、人の背丈もあろうかという雑草が生い茂っています。
高齢化が進んでいる今日、誤って転落されるという痛ましい事故が相次いでいます。
このような、ため池に対する安全対策を急がせなくてはなりません。



