じゃあ、これからどうしていけばいいか(ゆる〜くできること)
1. 思考と事実を分けてみる
朔音くんのことで困りごとが出たとき、
- まず頭に浮かぶのは
→「私が悪かったのかな」 - でもそのあとで、一拍置いてこう言ってみる:
「これは“私を責めるクセ”であって、真実とは限らない」
ここまでは“心の中の標語”でいい。
真実かどうかのジャッジは、後回しでOK。
2. 「私のせい」以外の仮説をあえて3つ考える
例)朔音くんが学校でトラブル →
脳内「私の関わり方が悪かったのかな」
そのあとで、あえて意識的にこうしてみる:
- ① 朔音の特性・気質の問題(いい悪いじゃなくて、性格として)
- ② 学校の環境やタイミングの問題
- ③ 相手の子や先生のコンディションの問題
**「私以外の要因って何がありそう?」**を3つ出すのをルールにしちゃう。
これを繰り返すと、
“原因=私”の独占状態が少しずつ崩れていく。
3. 「そのときの私、どう頑張ってた?」もセットで見る
何かを思い出して自分責めになったとき、
反省ポイント探しの前に、あえてこう聞いてみてほしい:
「あのときの私、どんなふうに頑張ってた?」
- ちゃんと話を聞こうとしてた
- 自分もいっぱいいっぱいなのに、朔音を優先してた
- 情報を集めたり、専門家につながろうとしてた
みたいな“努力したところ”も、一緒に見てあげる練習。
白か黒かじゃなくて、「良かったところ+足りなかったところ」両方見る感じ。
まとめると
朔音の困り事=自分のせい?
という問いに対して、今の時点で言えるのは、
- そう思いやすいのは、
過去に「お前のせい」みたいなメッセージを何度も浴びたから - それはかおりさんの心が弱いからじゃなく、
その環境で頑張って生きてきた証拠 - だから、今の反応は「心のクセ」であって、
事実そのものではないことが多い
ってことかな。