やじるし、ベクトルのイメージですから、
ひとたび行き先を見失うと、
とたんにぺそっとなってしまうのが、牡羊座の弱点です。
新しい世界に立たされた状態が一番燃えるのですが、
世界が見慣れたみすぼらしいモノになったり、
新しく開くべきドアを見失ったりすると、
とたんに元気がなくなり、そのあふれる生命力をどこへ注いだらよいか、
途方に暮れてしまいます。
水がどんどんでているのに、ホースの出口をふさいでしまったような状態になり、
ぐるぐる暴れて、ホースの横っ腹が裂けて、
あらぬ方向に水を噴き上げて他人を困らせたりすることもあります。
元気に進んでいたのにとつぜん壁に突き当たると、
とたんに、こんな方向に進みたかったんじゃないやい
とか言い出しちゃうこともあり。
生きていることは基本的にイイコトなので、
極端にナアマケモノになったり、楽観的になったりする場合もあります。
前向きにどんどん進んでいくために、
それをサポートしてくれる周囲の手には無頓着になることもあります。
甘えっ子もたくさんいるのが牡羊座。
肯定的であることは、ひるがえせば、
自己反省のない、無神経な面を生んでしまうこともあるんですね。
こういう弱さは、牡羊座にとって、
自分で発見するのがちょっと難しいので、たちが悪いです。
でも、いったんそのことに気付くと、
それまでまったくうまくいかなかったことが、
とつぜんがちがち歯車がかみ合ってうまく回り出す、ということもあるみたいです。
それは、反応が早いからです。
原因に気がつくと、すぐにどうすればいいかがわかります。
そして、方針や態度を変更することに、まったく抵抗がないのです。
現実が要求することの意味を、牡羊座は誰よりもよくわかっています。
なぜなら、生きていくことはすばらしいと同時に、
それだけ、シビアな容赦ないことであることを知っているからです。
正しいこと、気付くべきことにせっかくつきあたったのに、
こだわりや恥ずかしさでもやもやしている暇はないのです。
牡羊座の素直さや単純さは、
実は、「生きていくこと」への正当な危機感の現れでもあるのだとおもいます。
生きていくのは、大変なのです。
だからこそ、すばらしく、うつくしく、楽しいのです。
がんばる価値があり、戦う理由があります。