明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

 

こんにちは ema です。


SGショック2の組立てガイドです。

好評でした SGショック を改良した商品になります。

 

大きな変更点は

ショックトップはエアー室を大きくした全長調整式タイプ

樹脂部品の精度アップの為POM材に変更といった

形になります。

 

 

商品構成:
カシマコートシリンダー 

POM削り出しピストン&シャフトガイド
ショックシャフト /X形状Oリング / 高品質ダイヤフラム 

/全長調整式アルミショックトップ / アルミショックキャップ 

/ アルミスプリングアジャストダイヤル 

/ アルミOリングキャップ
/0.3mm シム /Eリング 

※ボールエンド&スプリングリテーナーは付属しません。

 

 

 




ショックシャフトにEリングを取り付けます。


0.3mmシムを2枚入れてからピストンを取り付けます。
(ピストン面でEリングを止める方が簡単に固定出来ます。)

 

 




カシマコートシリンダー に アルミスプリングアジャスト

ダイヤルを取り付けます。
IMG_5620.jpg

締めこむ時にOリングが硬く入りにくいので、

ショックオイルを塗布して
アルミスプリングアジャストダイヤルを締めこみます。
IMG_5621.jpg

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シリンダーに先ほど組立てたショックシャフトを通し

スムーズに動くか確認します。
IMG_5623.jpg

シリンダーとピストンがスムーズに動くか確認できたら

ショックシャフトにショックオイルを程良く付け

Oリングを通します。
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シャフトガイドも通します。
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アルミOリングキャップで固定します。
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鉱物系オイル推奨

標準ピストンは 0.7mm 6穴になります。

今回はTOP LINE社 #10のオイルを使いますが、

もう少し減衰を落としたい場合はOD社のオイルを

使って頂くと柔らかくなります。

 

ピストン内側に下穴の印がありますので

穴を追加して好みの減衰に調整してください。

 

ショックピストン穴面積比較シュミレーション

今の状態と比較する事が出来ます。



ピストンを上下させエアーを抜きます。
IMG_5629.jpg

ダイヤフラムを置きます。

 

ダイヤフラムの上にショックトップを乗せて

アルミショックキャップ を締めこみます。

ショックトップ部についてはこちらをご覧ください。

 

 

 

そして応用編になります。

 

全長調整式アルミショックトップ が付属していますが、

エアー室を大きくしている為ショック長が長くなります。

 

その場合の対処方法です。

ボールエンドの長さで調整方法と

ピストン下側に短くしたい分のスペーサーを入れる

方法があります。

 

これでショックの全長の調整が可能です。

 

スペーサー無し

 

短くしたい分のスペーサーを入れた場合

 

 

全長調整式アルミショックトップに替えて

タミヤ系のショックトップも使用可能です。

 

今回はタミヤさんのSSBBショックトップを使いました。

5mmは使えますが、5.8mmの方は使えません。

 

 

 

ODさんの標準ダンパーキャップやTRF・SSBB用

ダンパーキャップ使えば、全長調整式アルミショックトップの

使用も可能です。

 

弊社もスペアパーツでダンパーキャップ及び周辺パーツ

を準備しています。

 



弊社Tアームの場合はショック取り付けが下にオフセット

していますので60mm前後位のショック長がちょうど良い

長さになるでしょう。

以上参考にして下さい。