エンジン車を廃止してすべてをEVなんて不可能だと判明!ということでしょ!

 

大型車を電気で走行させるには無理があるし、充電設備や充電時間の問題でEVで長距離を走行するには無理があるし、EVでは酷寒や酷暑でも安定した走行を実現するには無理があるし、電池のリサイクルや中古車の再販価格などを考えると持続可能な製品と言えるのか?

 

などなどに気付き始めた世の中。

 

 

 

アメリカのフォードは大型SUVのEV開発を中止

 

NHK NEWS WEB 「米自動車大手フォード 大型SUVのEV開発取りやめへ」

 

 

そりゃそうでしょ!

 

ただでさえ重い大型SUVを電気で動かすとなるとさらに重量は増し、効率悪いのなんのって。

 

電池を巨大化すれば重くなるし、電池を小型化すれば長距離は走れない。

 

そのうえ重量が増せば道路の傷みも激しくなり補修工事が増え、それだけ税金が使われることにもなる。

 

大型車を電気でなんてアホ!

 

 

 

ボルボは2030年までの完全EV化を諦め

 

NHK NEWS WEB 「ボルボ 2030年までに販売車をすべてEVにする計画を撤回」

 

 

思ったようにEVが売れず、このままではフォルクスワーゲンのようにと危機感を・・・なのかな?

 

2030年までにすべてをEVにという目標を

2030年までに90%以上をEVまたはプラグインハイブリッド車に、残り10%は状況に応じてハイブリッド車

 

つまり、EVゼロもあり得る目標ということ。

 

 

 

早期にEVシフトしたフォルクスワーゲンは国内工場の閉鎖を検討

 

NHK NEWS WEB 「フォルクスワーゲン 独国内の工場閉鎖検討を説明 従業員は反発」

 

 

欧州の市場がコロナ禍以前に戻っていないこと、EVシフトしたにもかかわらずEVの需要が落ち込んでいること、そのうえ、中国製の安価なEVが入り込んでいることから大苦戦し、国内工場の閉鎖まで検討せざるを得ない状態に。

 

 

 

中国製EVも中国国内で大量に売れ残り、補助金だけもらって車は空き地に大量放棄状態。

 

だから海外に超低価格でも買ってもらいたいわけだ。

 

 

 

使い方に合わせて車種を選ぶことこそがエコ!ということ

 

別にEVが何においてもダメというわけではない。

 

すべてをEVにするという発想、思考がダメなのだ。

 

エンジン車にメリット、デメリットがあるように、EVにもメリット、デメリットがある。

 

大型車までEVにすれば、搭載する電池も大型なので重量が重くなり、充電時間も長時間となり、メリットよりデメリットが上回ってしまう。

 

小型EVによる近隣の買い物、毎日の通勤であれば、短距離を一定間隔で一定距離走行するだけなので、充電が必要となるころ合いも予測し易く、充電時間も短くすむ。

 

この場合であればEVのメリットを最大限に生かせる。

 

使い方によってエンジンか電気かを選択するという真っ当な思考であれば、無駄にEVに偏った投資をせずに済んだだろう。

 

結局、トヨタが正解ということ!

 

 

 

EVシフトしたメーカーでも、エンジン車の製造方法を忘れていなければ後戻りできる。

 

完全にEVシフトした後では大変な費用と苦労が待っていたことだろう。

 

そもそもEVしか作れないメーカーはEVのメリットを最大限に生かせる車種のみに限定して売っていくしかない?

 

中国のEVメーカーは現状でも苦しい状況だったので先は真っ暗だろう。

 

となると、中国が経済の支えとして期待していた太陽光発電、EV、どちらも支えとはならず中国経済は・・・

 

となれば、日本の親中派議員たちはその利権を失うこととなり・・・

 

どのみち、親中派議員の影響力は弱まっていく。

 

なんてことまで考えてしまう今日この頃。

 

自民党総裁選立候補者に中国大好きな人がチラホラいるようだが、あと何年親中派議員でいられるかな?