上っ面の数値ばかりを気にしている時点で事の本質を見失っている

 

数値が同数なら男女平等なのか?

 

上っ面の数値を同数にしてそれを「男女平等」としたところで、誰も幸せにはならないだろう。

 

本当の男女平等とは、性別に関係なくその人の人格、能力などを評価するところから始まる。

 

「女性何割にすべき」などと言っている時点で、性別にとらわれ、その人の人格、能力は二の次と言っているようなもの。

 

東スポWEB 「稲田朋美氏、松川るい氏ら自民党女性議員が総裁選に提言『女性閣僚30%以上を』」

 

 

この人たち、まだ女性、男性に拘っているの?

 

女性だろうが男性だろうが、その人の人格や能力が優れているならどちらでもいいじゃない!

 

多くの人たちがそう思えるようになれば、それが男女平等の社会ですよ!

 

上っ面しか見ていない者にはわからんのかなぁ・・・

 

 

 

稲田朋美氏の主張は、見方を変えれば、「女性閣僚30%以上になるまでは能力満たしていなくても女性というだけで閣僚になれる!」とも受け取れる。

 

「男女の数が同数=男女平等」みたいな、形だけ、上っ面だけ、安易な発想、稚拙な思考では、同数にすることに拘るあまり、能力を満たしていない者を登用し、そのかわりに能力ある者が登用されないなんてことが起こり得る。

 

こんなこと誰にとっても損失でしかない。

 

能力を満たしていないのに登用された者は恥をかき、能力を満たしているのに男女同数という数の都合によって登用されなかった者は能力を発揮できず、能力ある者が能力を生かして良い結果を出すことを望んでいた者はがっかりする。

 

誰が幸せになるの?

 

「男女同数=男女平等」という幼稚な発想の者が、上っ面の数値だけを見て「これで男女平等だ!」と自己満足に浸るだけ。

 

こんな低レベルな「男女平等」でいいの?

 

 

 

男性何割、女性何割、などと男女を区別して考えているうちは男女平等にはならず、むしろ、男女差別の元をいつまでも作り続けるようなもの。

 

男性、女性に関係なく、どちらも「人」として考え、その「人」の人格、能力などでその「人」を評価しましょう!

 

性別を除外してその人を見ることができないうちは男女平等など実現不可能!

 

 

 

そもそも、稲田朋美氏の言う「女性」って、身体的な女性のこと?、精神的な女性のこと?、体は男のつくりだけど私は女性です!と主張している人も含んでいるの?、昨日は男性だったけど今日は女性ですと主張している人は?

 

女性何割なんて言う前に、そこを明確にしなくてはいけない状況にしたのは誰だっけ?