イスラエルへの抵抗という感情だったのが、ハマスに利用され犠牲となっている客観的事実に気付き始めた

 

当初は、イスラエルを懲らしめてやれ!という感情でハマスを応援・支持していたガザ地区の住民。

 

ところが、ハマスは住民を守るどころか盾にし犠牲にしながら相変わらずの主義・思想を叫びイスラエルへの攻撃を続けている。

 

そんな客観的事実に気付き始めたということでは?

 

読売新聞 「ガザ住民『ハマスをぶっつぶせ』『戦争をやめろ』…異例の事態、戦闘長期化での惨状に怒りの声」

 

 

 

記事には、真偽は不明としながら、

「ハマスをぶっつぶせ」――。ガザ南部ハンユニスで住民が叫ぶ映像が今、SNSで広がっている。

中部ディール・アルバラハで撮影されたとされる女性や子どもが「戦争をやめろ」と声を上げる映像が流れた。

という情報があり。

 

ハマスが2007年にガザの実効支配を始めて以来、言論の自由はなく、統治に反対する人は拘束された。イスラエル軍の侵攻を何度も招いても、住民は表立ったハマス批判を避けてきた。

とも書かれている。

 

さらに、

ガザ市からラファに逃れた商店経営者(53)は、イスラエル軍の侵攻で商店や家を破壊された。「ハマスは17年間、破壊しかもたらさず、今回の最悪の事態を招いた」と憤る。

ガザ出身の主婦(30)も「これほどの惨状になるとは考えずに攻撃を仕掛けた」とハマスを非難する。

など、住民の声も。

 

事実かどうかを取材して報じるのが新聞社だと思うのだが、ま、この情報の真偽がどうであれ、住民がこのように思い、このように語ったのが事実であれば、それは普通に理解できる。

 

なぜなら・・・

 

 

 

ガザ地区の住民が「ハマスがあんなことしなければ・・・」と思うのは当然!

 

今は便利な世の中です。

 

日本に居ても世界中の様子が何となくでも把握することができる。

 

Googleマップでガザ地区を見ると、テロ組織ハマスがあんなことしでかす前は、ショッピングモールやスーパーには食料品や日用品がずらりと並び、家族で買い物を楽しんだり、レストランやホテルのビュッフェで家族で食事を楽しみ、海岸で海水浴を楽しむといった生活があったのだとわかる。

 

以下は2023年10月22日のブログ記事「【ハマス】ガザ地区は虐げられ攻撃され悲惨というこれまでのマスコミ報道と中東専門家 それは本当か?」より

 

ガザ地区北部のショッピングモール

 

 

 

 

食料品が豊富に並び、子どもが楽しそうに遊んでいる。

 

ガザ地区北部のショッピングモール

 

 

 

 

ガザ地区の人々が楽しそうに買い物をしている。

 

ガザ地区北部のホテル

 

 

 

 

眺めの良い綺麗なホテルがあり、人々が食事を楽しんでいる。

 

ガザ地区北部の大学

 

 

 

 

キャンパスで多くの若者、女性も学んでいる。

 

ガザ地区南部のマーケット

 

 

 

 

多数の親子が訪れ賑わっています。

 

ガザ地区中部のレストラン

 

 

 

コロナ禍の頃なのでしょうマスク着用でビュッフェスタイルの食事を楽しんでいます。

 

以上、2023年10月22日のブログ記事より

 

 

 

テロ組織ハマスが何を思ったのか突然イスラエルに向けて5000発もの無差別砲撃を開始し、イスラエル領内に侵入し、外国人も含む民間人を数百人虐殺し、数百人を拉致したことから、現在の戦争状態となり、上記にあったような生活がすべて破壊された。

 

初めのうちは、「イスラエルを懲らしめてやれ!」といった感情でいた住民もいたことだろうが、自分たちの住居、街が破壊され、家族が命を奪われ、それでも住民を守るどころか住民をまるで盾にして攻撃を続けるハマスに対し不満を持つのは当然のことだろう。

 

どのような主義・思想があろうとも、ここまでやっていいわけが無い!と思うのが普通の人間だ。

 

自分たちの主義・思想のためなら他人を殺してもいい!などと思うのはテロリストだ。

 

ガザ地区の普通の人たちとハマスとの違いがはっきりとし始めたということだろう。

 

 

 

それでも日本の一部の国際政治学者や大学教授の中には悪いのはイスラエルであってハマスはガザ地区の住民の生活を支えていたみたいなことを主張している。

 

もちろん、イスラエルがまったく悪くないとは思わない。

 

やり方を考えろと思う。

 

だが、話し合いを一切考慮せず武力だけで自分たちの主義・思想を貫こうとしたハマスのやり方は完全に誤っている。

 

「とは言っても武力でしか・・・」とか言うのだろうな、日本の一部の国際政治学者や大学教授らは。

 

だとして、武力で解決するのか?雨降って地固まるのか?答えよ!

 

解決は難しくとも武力で何とかしようとせず話し合いを続けていれば犠牲者は出ない。

 

人間なら腕力を使う前に頭を使え!

 

あれ?、ハマスを擁護するかのような国際政治学者や大学教授らはそうではないのかな?

 

「ガザ地区で普通に暮らしていた住民」と「ハマス」との違いが見え始めたが、となると、「ガザ地区で普通に暮らしていた住民」と「ハマスを擁護するかのような国際政治学者や大学教授」との違いもはっきりしてくるのでは?

 

結局は何をどうするのが良かったのかが見えてくる。