SNSによってその思考や様子が可視化される時代

 

まだSNS上で済んでいるが行動に移す者が現れたら恐怖だと、このような状態が発生するといつも思う。

 

 

 

政治資金不記載による裏金問題が立件されないのでは?という報道が流れると、検察への応援から一転して個人を吊るし上げ叩く方向に。

 

 

 

役所は組織で動くものであり、組織の長だからと個人を吊るし上げ叩く思考は間違っている。

 

叩くなら組織であって、個人を晒し吊るし上げ叩くものではない。

 

組織の長というだけであり独裁者でもあるまいし、自分の思い通りの結果にならないからと個人を吊るし上げ叩くやり方は私から見れば異様なことだ。

 

 

 

ついさっきまでは仲間のように応援していたと思ったら、思った通りの結果にならないとわかると一転してその者を皆で吊るし上げ叩くという一連の思考と行動がより具体化すると、行きつく先はかつての「山岳ベース事件」というリンチ殺人事件のようなことになるのだろう。

 

ウィキペディア 「山岳ベース事件」

 

 

これをSNS上でやってしまう今の世の中。具体的に行動するかしないかの違いはあれ、その思考は似たようなものだろう。

 

 

 

正直、私も検察にはがっかりです。

 

全国から100名とも言われる人員を集め徹底的にやり、自民党の清和政策研究会、志帥会だけに留まらず、全派閥を徹底的に調べ上げ、さらには野党もすべて調べ上げ、すべての悪を排除してくれるものと思っていたのですがね。

 

自民党全派閥と野党内まで徹底的にやってくれるのかと思ったら、清和政策研究会と志帥会だけという部分的で偏った追及。

 

少額ならいいのか?、人数が少なければいいのか?という話になる。

 

これではダメだ。

 

だからと言って東京地検特捜部の個人を吊るし上げて叩こうなどとは思わない。

 

私にはそのような思考回路は無い。