【能登半島地震】秋田県知事さんよ感覚だけで叫ぶな！　後手後手だと言うならそうならない策を言え！

何がどうで後手後手だと判断したのか、その原因は何なのか

 

スマートフォンでもいいから「批判とは」を検索しなさい。

 

「良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。」と出てくる。

 

政府の対応が「後手後手だ」と主張するのであれば、どのような悪い所があるため後手後手になっていると主張すべきだ。

 

問題点を具体的に指摘したうえで、評価・判定するのが批判。

 

そうでないものは「批判もどきの雑音」でしかない！

 

 

秋田県の佐竹敬久知事は９日、能登半島地震で政府が自衛隊の派遣規模を段階的に増やしていることについて、「（対応が）少し後手後手だ」と批判した。

 

佐竹氏は、今回の自衛隊派遣が「最初１０００人、２０００人、今では６０００人」と指摘。「まずは最初から１万人」規模の投入が必要だったとし、「われわれ東日本大震災を経験した者として、非常に歯がゆい状況だ」と話した。

 

なるほど、秋田県の佐竹敬久知事は、人数という数値だけを取り上げて後手後手だと判断したわけか。

 

そして、最初から1万人を投入すべきだったと？

 

ほうほう、東日本大震災の経験上そう批判したわけね。

 

 

 

思考が足りていない！

 

通行可能な道が数本程度に限定されている状態で一気に1万人もの部隊を送り込め？

 

呆れるほどの想像力だ。

 

ちなみに、どこの駐屯地や基地から1万人を集めるおつもり？

 

被災地から一番近い駐屯地は輪島市から100kmほど離れた富山駐屯地です。

 

具体的な案を提示してもらいたい。政府の対応を後手後手と批判するからには、自身にはそうならない具体的な策があるはず。

 

自身に具体的な策も無いのに他者を批判したなら、それはやはり雑音でしかないですぞ！

 

 

 

東日本大震災は被災規模が大きく、そもそも人員が足りない状況だった。

 

能登半島地震は被災地へたどり着くルートが限定され、一度に大量の車両が通行できる状況ではない。

 

地図を見るだけでもわかること！

 

何なら国土地理院の地理院地図に被災地の航空写真が掲載されているので、それをじっくり確認せよ！　より、現地の地理的状況がわかるだろう。

 

主要道路は通行できても交互通行だったりするし、内陸の能越自動車道は路面どころか土台から凸凹に破壊されている。

 

海上輸送するにしても最大4mもの地盤の隆起によって被害の大きい地域の漁港ほど接岸できず使えない状況。

 

ヘリ輸送も自衛隊の大型なヘリが着陸できるスペースは市街地の海岸付近などに限定され、能登半島の多くを占める山間部へは難しい状況。

 

ヘリが着陸するのって素人が思ってるほど簡単ではないと思う。

 

万が一、着陸した地点の地盤が凹もうものなら、機体が傾き、ローターが地面と接触なんて事故にもなろう。

 

特に被災地ではスペースがあるからと、ほいほい着陸できるものではないだろう。

 

被災地近くまで空輸するにしても、能登空港は被災直後では使用不可。ほかに近い空港は100km以上離れた富山空港、小松空港くらい。そもそも、被災地までの道路が限定されている時点で空港にたまるばかり。

 

 

 

ほれっ！Googleマップの交通状況

 

通行できない道路ばかり。縮尺を拡大していくと山間部の細い道もあちこち通行止めとなっているのがわかる。

 

 

 

 

被害の大きい北部に行くほど道路は通行止めばかりなうえ、平地の少ない山間部、さらに海底が隆起したので港は使えない。

 

細い管に大量の水を一気に流し込めば溢れるばかりで効率が悪いのは小学生でもわかるだろう。1万もの人員を一気に展開できるだろうか？

 

 

 

だったら道路を早く補修しろ？

 

ちょっとした穴や段差なら簡単でしょうね。斜面が崩れたり、海沿いの道路自体が半分崩れ落ちたり、せんべいをバリバリに割ったように路面が破壊されていたり、電柱が倒れていたりするような道路を仮復旧させるだけでも大変な工事だろう。

 

そもそも、最近はうちの近所の道路工事でさえ、「まだ完成してないの！？」と思うほど遅い気がする。人手不足の影響だろうか？

 

 

 

他者の行いに対し「後手後手だ！」などと言うのは簡単。

 

自分を全知全能だとでも思っているのだろうか？

 

あなたの知らない世界や物事や状況や事情はまだまだ沢山あるのですよ。

 

直接関わっていないのなら、自身でとことん調べ尽くしてから言うべきだ。

 

秋田県知事はとことん調べ尽くしたの？お勉強した？

 

 

 

何も考えず調べずに言ってよいのなら、「秋田県知事の熊対策は後手後手の後手後手だ！、被害者が発生する前に熊を何とかすべきだ！、なぜ、毎年被害者が発生しているんだ！」と批判もどきの雑音を発してもいいわけだ。

 

こんな批判もどきの雑音が何の役に立つ？邪魔なだけだろ！無駄にストレスを与えるだけだろ！

 

で、秋田県の佐竹敬久知事なら、後手後手の政府とは違うどんな方法で対応するの？

 

後手後手と批判されない素晴らしい策とやらを教えていただきた！

 

口先だけでなく、実際に策を提示するなりの行動を！