中国国民の考え方も変わってきた今、不満発散目的での侵攻は逆効果
普通に考えて、自分の生活が大変な状態で生きるか死ぬかという時に、政府が他国を侵攻したところで、「自分の生活は、まぁ、いっか」とはならない。
むしろ、「我々国民の生活がこれほど大変な状態なのに、政府は何をしているのか!、台湾侵攻などしている場合ではないだろ!」と考えるのでは?
中国国民の生活が完全な共産主義から資本主義的なものに変化し、若い世代を中心に自分の権利を主張するようになってきた。
自分の権利を主張する国民を前に台湾侵攻したところで、自分の権利を自身で蔑ろにする人はもはや少なく、逆に政府への反感、批判を強める人の方が多いのではなかろうか?
中国経済が右肩上がりから右肩下がりの下り坂に入ったのは、漏れ出てくる経済ニュースや国内情勢からわかる。
若年層の失業率は4割とも言われている。
経済だけでなく、国内での災害も各地で多発しており、本当の意味で生きるか死ぬかという状況の国民も多いことだろう。
台湾侵攻など実行したところで、当然、簡単に台湾を手に入れることなどできず、多大な犠牲と経済活動の停滞により、今以上に中国国民の生活は困難なものとなり不満がより高まるだろう。
自分の権利を主張するようになった中国国民たちはどうするか?
その不満、批判を中国政府に向けてはっきりと主張し、中国政府の国内統制さえもどうなることかわからない状況になるだろう。
ここまで予想できていれば、中国は安易に台湾侵攻などできまい。
予想できておらずに台湾侵攻しようものなら、台湾侵攻成功することなく国内から中国共産党政権の崩壊が起こることだろう。
と、最近になり、ど素人の私は思っています。