自身を客観視できないのか、別次元を生きているのか・・・
「民主主義と法の支配は、市民の皆さん、ジャーナリズム、弁護士・学者と野党の連携の力で奪還し、再生できます。」
選挙での国民による投票という民主主義によって選ばれた一人の国会議員を、何の法律に則って辞職させようとしているのか?
事実が不明確、行政文書の内容も不確か、不正行為、不法行為でもない状態で、高市氏に辞職を迫るその行為に法的根拠はあるのか?
法的根拠なしに民主主義によって選ばれた国会議員を罰しようとする行為は、民主主義を蔑ろにし、法治主義を無視した蛮行である。
「民主主義と法の支配は、市民の皆さん、ジャーナリズム、弁護士・学者と野党の連携の力で奪還し、再生できます。」を小西氏側の思考で解釈すると・・・
「民主主義」 ⇒ 野党やその支持者たちだけによるもの
「法の支配」 ⇒ 野党やその支持者が認める法
「市民」 ⇒ 野党を支持する者
「ジャーナリズム」 ⇒ 野党寄りの偏向報道
「弁護士・学者」 ⇒ 野党寄りの弁護士・学者
「奪還し、再生」 ⇒ 野党の都合に合わせて再生
ということだろう。
つまり、
民主主義は野党側にとってのものであり、与党支持者の民主主義などどうでもよい。なので与党支持者が選んだ議員など疑惑や捏造だけで辞職させ排除してやる!
法は野党側の都合に合わせて用い、野党側を守る時にだけ法の支配を利用し、与党側を法によって守る必要はない。なので私を批判する者は訴えて排除してやる!
市民とは自分達野党を支持する者だけのことであり、与党支持者の人権や自由などはどうでもいい。なので私を批判する者は訴えて排除してやる!
野党寄りの偏向報道状態が正しいジャーナリズムであり、今はそれが維持できているので、放送法の解釈変更など絶対に許さない。
しかし、インターネット上では野党寄りの偏向が実現できていないので、インターネット上のSNSや動画には制限をかけるべきだ。
自身の都合に合わせた排他的な思考を基本とする「民主主義と法の支配」。
なので、上っ面では「民主主義と法の支配」と言いつつ、民主主義を蔑ろにし、法的根拠も無視して人を罰しようとする法の支配の否定というのが実態。
民主主義と法の支配が本当に大切だと考えるならば、野党支持者以外の国民による投票で選ばれた国会議員に対しても、民主主義に則って安易に辞職させてはならないはずだし、法的根拠どころか確たる証拠さえもない事で辞職を迫ることなどせず、正々堂々と司法の場や司法と同等のやり方で事を正すべきだ。