明らかな法律違反を罰せず、法的には問題ない旧統一教会との接点は感情で罰する
法治国家日本においてこんな逆転現象が当然かのようになっているのはカルト以上の恐怖。
本来なら、法律違反には常に厳しくしている者が、「法的には違法ではないが倫理的にどうなのか?」と指摘するもの。
法律違反に厳しく対処しない者が、倫理を持ち出して感情で人を罰しようなどというのは筋が通らないし、説得力も無い。
法治国家に生きながら、法治国家の概念すら持っていない。
YAHOO!ニュース 「れいわ山本太郎代表、公認女性市議の〝マルチ商法勧誘疑惑〟 勧誘認めるも『違法性知らなかった』処分なし」
このブログ記事の表題で「倫理的に」を括弧書きにしたのは、その「倫理」とやらが本物の倫理なのか疑わしいからだ。
その「倫理的に」とやらを、なぜか自民党議員だけに負わせていて、野党議員やテレビ・新聞に対しては見て見ぬ振り。
「倫理的に」と言いつつ、中身は「自民党に対しては感情的に」が本音なのでは?
「違法でなくとも自民党に対しては感情的に許さない」となり、今の世の中がやっていることを客観的に見て、こちらの方がしっくりくる。
世界日報に何度も記事を掲載していた立憲民主党議員や、旧統一教会の関連団体が主催するイベントを何度も紙面で取り上げていた毎日新聞社なども、十分、立派に旧統一教会の広告塔の役目を果たしていたはずだが、「違法ではないし自民党でないなら倫理的にOK」ということなのだろう。
