マスコミ関係者の宗教も調査しろ!と言われても文句言えない状況を作ったマスコミ
NHK NEWS WEB 「旧統一教会と12市町村長が関わり NHKアンケート調査」
現状においては、一応、法的に宗教法人として認められている「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)だが、そこと何らかの関わりがあると事件かのように報道されてしまう日本社会。
法治国家のはずの日本において、法的に認められている宗教法人を避けるべき存在とマスコミが煽れば、法治国家に生きる国民も法的な面は一切無視して蔑視する。
法律より感情が上となってしまった日本社会。
普段は「自由」、「平等」などと主張している者も、法を無視した一方的な主張や報道には見て見ぬ振りをする。
本当の意味で法治国家を理解できているまともな国民からすれば、恐怖と気持ち悪さを感じるだろう。
別に旧統一教会を擁護するつもりはない。ただ、法治国家であるならば、感情で叩くのではなく法に則って叩くべきだと考えている。
でなければ、、関東大震災時にデマに煽られて朝鮮人を虐殺した時や、国民が報道に煽られながら戦争に突き進んだ時代と同じ状態になりかねない。
政治に影響を与える報道機関も全関係者の宗教との関わりについて調査し公表すべき
NHKが法を無視して他人の宗教や宗教との関係を調査するならば、せめて、「平等」にNHKとその関係者の宗教や宗教との関わりも調査し、その結果を国民に公表すべきだろう。
一方を一方的に調べ上げ、何か見つかれば吊るし上げ、論うのはあまりに「不平等」。
このように指摘すれば、「政治と宗教の関わりがあれば問題だから」と主張するだろうが、それなら、政治に影響を与える報道機関と宗教の関わりも問題視すべきだろう。
実際、報道が国民感情を煽り政治に影響を与えている事実がある。
今もそうだし、かつての太平洋戦争時もそうだ。
日本国憲法においては、政治が宗教に影響を与えることも、宗教が政治に影響を与えることも認めていない。
「宗教⇒政治」×、ならば、「宗教⇒報道⇒政治」も×なのでは?
間に報道が入っているだけで、特定の宗教団体が報道を利用して政治に影響を与えようとすることは、宗教が政治に影響を与えることと同じだろう。そう解釈もできる。
であるならば、報道と宗教の関わりについても調査する必要がある!
よって、全報道機関とその関係者について、その宗教や宗教との関わりを調査し、今報じているのと同様に国民に対して報じる必要があると言えよう。
ほれ、やれ!
ちなみに、憲法は解釈でもいいんだよね?
私はその時の政権の解釈で憲法を好き勝手に運用するのは危険だから、解釈で運用できぬよう具体的に明記すべきだと考えているが、世の中は解釈でもOKらしいので、上記の考え方も成り立つ。
議員事務所スタッフの宗教まで調査させる世の中を容認した日本社会
テレ朝news 「山際大臣『スタッフに信者確認できず』旧統一教会との関係指摘受け」
今は旧統一教会が問題視されているので、もし、旧統一教会の信者だったり、家族が信者だったりしたら解雇でもされるのだろうか?
「関係を断つ」ということはそういうことだろう。
今後、他の宗教団体が何らかの問題を起こそうものなら、今度はその宗教の信者が対象となり、バレれば解雇などされるのだろうな。
「その前例をマスコミが作り上げ、それを容認した世の中。」というのが、客観的に見た今の日本社会なのだが、これでいいの?
法より感情が先でいいの?
今は「旧統一教会」が標的だが、次は別の宗教団体だったり、政治団体や政党だったり、さらに拡大解釈されて単なる団体や組織までもが標的となる可能性をも生み出してしまったことに気付いているだろうか?
憲法を拡大解釈で運用している国なので、「拡大解釈」は十分あり得ますよ!
こんな風に感情が法より先だったり上だったりすると、もはや感情次第となり、法による歯止めもかからなくなる。
だからこそ、関東大震災時のデマによって朝鮮人が虐殺されたりしたわけでしょ?
でも、今の日本社会は「法より感情が先で上」を自然と選んでしまっている。主に報道に煽られた人がほとんどだとは思うが。
つまり、自分が標的になるかならないかは、報道による煽り次第とか国民感情次第となり、法律によって守られなくなるのだが、日本国民はそれでOKと容認したわけだ。
でも大丈夫!、無宗教、支持政党なし、右派でも左派でもなく、何の団体にも組織にも属さず、何も主張せず生きていればきっと標的にはならない!
そんな世の中になりつつある。