この状況、台湾侵攻より日本侵攻の方が簡単なのでは?

 

 

こんな所にミサイルを撃ち込まれても電話連絡で、「んもー、やめてよね!」程度の日本政府。

 

安倍元首相が殺害されたうえに、中国にミサイルを撃ち込まれても、連日「旧統一教会」ばかりの日本の報道。

 

沖縄の米軍基地には多少の関心があり、沖縄旅行も大好きな割に、そのすぐ近くに中国がミサイルを撃ち込んでも無関心で危機感も怒りも無い様子の日本国民。

 

日米安全保障条約さえ無ければ、中国にとっては台湾を侵攻するより日本を侵攻する方が簡単かもしれない。

 

台湾は全力で抵抗するが、日本なら沖縄を奪われそうになっても何ら抵抗しないのでは?」と思われてもおかしくない状況だ。

 

 

 

なぜ、日本政府は北朝鮮同様に中国に対し強く抗議するなり制裁するなりしないのか?

 

答えは簡単!これでしょ?

 

外務省「日中国交正常化50周年事業カレンダー」

 

 

 

今年1月から随分と様々な中国絡みの行事を開催していますな。

 

で、メインイベントは9月29日の「日中国交正常化50周年記念慶典」ですかな?

 

日中国交正常化の起点となった日中共同声明への署名日、9月29日当日に「日中茶話会」および「日中国交正常化50周年記念式典」を開催。茶話会では、コロナ後、初となる日本と中国の企業家や専門家の直接交流を行います。記念式典では、これまでの50年を振り返る、第一部のセレモニー、これからの未来の50年に思いを馳せる第二部の音楽会の二部構成とし、当日を厳かに祝います。一連の慶典行事を通じて、日中両国の一層の相互理解と交流が促進されることを目的とする。

 

日中国交正常化の起点となった日中共同声明署名日ですもんね。

 

で、「これまでの50年を振り返る」、「これからの未来の50年に思いを馳せる」、「日中両国の一層の相互理解と交流が促進されることを目的」ですか・・・

 

これまでの50年ねぇ・・・、ODAなどで随分と中国を支援しましたが、その結果がミサイルですか?

 

これからの50年ねぇ・・・、ミサイルを撃ち込まれてからの50年となると、10年後は尖閣諸島、30年後は沖縄、さらに50年後には九州を中国に割譲でもするのですか?

 

日中両国の一層の相互理解(領土割譲についての)と親中派の交流によって、侵攻ではなく平和的に割譲が最終目的だったりして?

 

だ・か・ら、日本国民が普通に生活している島から80キロメートルほどしか離れていない地点に中国がミサイルを撃ち込んでも日本政府は平然としており、一応形だけでもと電話連絡をする程度で済ましたわけか!

 

すんなりと納得できてしまう。

 

少なくとも、日本政府は現状の日中関係が「正常」だと思っているようだ。

 

尖閣諸島では毎日のように中国の艦船が日本領海に入ったり出たりを繰り返し、中国軍機や中国軍艦が日本の周囲をうろついたり、日本国民が生活している島のすぐ近くにミサイルを撃ち込んだり、気に食わなければ輸出入禁止などの経済制裁を食らわしたりしている状態が「正常」な状態だとさ。

 

 

 

なぜ、日本のマスコミは中国の悪事や中国国内の状況を正しく報道しないのか?

 

NHKは北朝鮮が日本海側にミサイルを発射すれば即座に報道番組に切り替えるのに、なぜか中国がミサイルを撃ち込んだ時には報道番組に切り替えなかった。

 

民放各社も今回が初の中国ミサイルなのに、毎度毎度の北朝鮮よりも短く少なく報じていた。

 

それどころか、「それよりも『旧統一教会』!」と言わんばかりに、中国によるミサイル攻撃よりも「旧統一教会」を熱心に報じている。

 

中国のイメージが悪くなることは報じないつもりだろうか?

 

それは誰のために?

 

 

 

実は、コロナ禍になってから中国国内では製造業の倒産どころか、不動産会社や銀行の倒産も相次いでいるのだが、日本のマスコミでは「中国恒大」以外ほとんど報じられていない。

 

これも、中国のイメージが悪くなり、中国への投資が減ったり、中国からの撤退が増えたりすることへの配慮なのだろうか?

 

 

 

やはり、これがあるから??

 

ウィキペディア 「日中双方の新聞記者交換に関するメモ」

 

 

ざっくりと言えばこんな内容

 

 

 

 

対中国には無関心で危機感の無い日本国民

 

■日本政府は「日中国交正常化50周年」をどうしても祝いたいため。

 

■日本のマスコミは「中国が不利益となる報道をしない」と中国に対して誓ったため。

 

だ・か・ら、両者ともに、日本国民が普通に生活している島のすぐ近くに中国がミサイルを撃ち込んでも「中国を厳しく非難したり、その悪事をしっかりと報じることをしなかった」わけだ。

 

逆にそのような理由ではなく、「中国を厳しく非難したり、その悪事をしっかりと報じることをしなかった」としたら、政府もマスコミも中国にコントロールされているということになる。

 

まともな日本国民にとっては結構怖い話だと思うのだが、高齢者を中心に「旧統一教会」に夢中で、中国には無関心。

 

まんまと中国にとってありがたい状況を作り出している

 

 

 

領土以外に日本国民の生命と財産と、失うものの大きさ、多さは明らかに中国の暴挙だと思うのだが・・・

 

せめて、「対中国」と「旧統一教会」両方に関心を持ち、両方同時進行で対峙すればいいのにと思うのだが、なぜか政府もマスコミも対中国には見て見ぬ振りなのでどうしようもない。