墓穴が小さいうちに対処しておけばよかったものを・・・

 

当初は、「プーチン大統領が変わった」、「プーチン大統領の独裁で・・・」、「プーチン大統領が悪い」という見方でウクライナ侵攻を見ていた世の中に変化が出てきたように思う。

 

 

 

「実質独裁政権のプーチン大統領の命令によって、ロシア軍が訳も分からず侵攻させられている。」といった受け取り方が多かったが、

 

「ロシア軍がウクライナで虐殺をしている。」となり、プーチン大統領だけでなく、「ロシア軍も」という受け取り方に変わり、

 

そのうち、「ロシア国民も」となり、最終的には「ロシア」と大雑把に括られて、実際にはウクライナ侵攻に反対しているロシア人に対しても憎悪の念を抱く人が増えることになるのだろう。

 

 

 

墓穴が小さいうちにプーチン大統領だけを墓穴に落とし、ウクライナ侵攻を早期に終わらせれば良かったものを、

 

ロシア国民が知らないこともあるが、プーチン大統領の好き勝手にさせ続けたことにより、その墓穴がさらに大きくなり、今やプーチン大統領とともにロシア軍も墓穴に入らざるを得なくなり、

 

さらにロシア国民が放置し続ければ、ゆくゆくはロシア国民までもがその巨大な墓穴に入ることになってしまう。

 

 

 

プーチンにまんまと騙され続けていることに気付いて欲しいのだが・・・

 

プーチン大統領は2022年の今なお、1990年代と同じやり方でどうにかなると考えているようだが、世界は大きく変わった。

 

以前は、こんなやり方で軍事侵攻を正当化できたかもしれないが、今はどうか?

 

ウィキペディア 「ロシア高層アパート連続爆破事件」

 

 

 

 

 

 

このことは、2016年にNHKで放送されたドキュメンタリー番組「BS世界のドキュメンタリー 『プーチンの道~その権力の秘密に迫る~』」でも言われていたこと。

 

5年以上も前から予測できていた事態とも言える。

 

 

 

「BS世界のドキュメンタリー 『プーチンの道~その権力の秘密に迫る~』」については、4月11日のブログ記事にも書いている。

 

4月11日のブログ記事 「NHKが2016年に放送したドキュメンタリー番組を見て、ウクライナ侵攻のすべてに納得ができた!」

 

 

 

 

今であれば、まだ何とか、ロシア国民がプーチン大統領に騙され続けていたということで、ロシア国民までもが巨大墓穴に入らずに済むと思うのだが・・・

 

プーチンの自作自演によって騙されプーチンを英雄視しているロシア国民が、これらの報道やドキュメンタリー番組を見ることは無いだろう。

 

ロシア国外のロシア人はプーチンの自作自演に気付いている人も多いだろうが、その人たちがロシア国内の人達に説明しても信じないようなので、もう諦めるしかないのか・・・